特許
J-GLOBAL ID:200903047939343514

電子銃及びそれを用いたブラウン管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-010669
公開番号(公開出願番号):特開平9-204880
出願日: 1996年01月25日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】バリウム蒸着等による陰極以外からの不要電子放射のないブラウン管を提供する。【解決手段】陰極をフィールド・エミッタ・アレイ10にし、またその電子放出面側の電極形状を凹形とし、同面の一部を第一電極1に接するようにした。
請求項(抜粋):
電子ビームを発生する三極部と、前記電子ビームを収束させる主レンズ部で構成され、前記三極部は陰極と二枚の電極で構成され、前記二枚の電極は前記陰極からの電子ビームが通過する開口を有し、前記陰極側より数えて第一の電極は、第二の電極に比較して低い電位であるブラウン管用の電子銃において、前記陰極は微細な複数の電界放出ティップを平面上に配置したものであり、複数の前記電界放出ティップを電気的に接続する下部電極と、複数の前記電界放出ティップから同時に電界電子放出を行わせるために電界を生じるための上部電極と、前記下部電極と前記上部電極を電気的に隔絶する絶縁体層とから構成されるフィールド・エミッタ・アレイであり、前記フィールド・エミッタ・アレイの上部電極の電極面は、前記電界放出ティップが存在する電子放出領域を含む電極面が、前記電子放出領域の外周部に位置する非電子放出領域の電極面に比較して、前記第一電極から遠位置となるように凹形状であり、前記上部電極の前記非電子放出領域の少なくとも一部が前記第一電極に接するよう構成されていることを特徴とする電子銃。
IPC (4件):
H01J 29/48 ,  H01J 1/30 ,  H01J 29/04 ,  H01J 31/20
FI (4件):
H01J 29/48 A ,  H01J 1/30 B ,  H01J 29/04 ,  H01J 31/20

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