特許
J-GLOBAL ID:200903047942531291

カム制御型往復弁用の液圧式弁隙間補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-255929
公開番号(公開出願番号):特開平6-193410
出願日: 1993年10月13日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】 逆止弁を備えておらず、製造コスト、可動質量およびコストが大幅に低減される液圧式弁隙間補正装置を提供することである。【構成】 弁隙間補正装置3は外側のタペット4とこのタペット内で圧力室11を形成しながら軸方向に摺動可能に案内されたピストン9を含んでいる。タペット4には、開口14と通路17が次のように軸方向に配置されて設けられている。すなわち、弁1に付設されたカム2の基礎円相の間のみ、圧力室11と圧力媒体用貯蔵室15の間の流れ接続が行われ、カム2の基礎円相の外でのみ、貯蔵室15と圧力媒体供給部18の間の流れ接続部が行われるように、設けられている。
請求項(抜粋):
カムの作用を受けて軸方向に摺動可能に案内された外側シリンダと、この外側シリンダ内で軸方向に摺動可能であるピストンとを具備し、このピストンが外側シリンダの横壁と共に、拡開ばねを含む液圧の圧力室を画成し、更に、外側の圧力媒体供給部から圧力媒体を供給される液圧の圧力媒体用の貯蔵室と、カムの基礎円相の間だけ、外側シリンダの少なくとも一つの制御縁部を介して開放される、貯蔵室と圧力室の間の流れ接続部とを具備している、カム制御型往復弁用の液圧式弁隙間補正装置において、横壁(5)が外側シリンダに固定連結されて外側のタペット(4)を形成し、このタペットが圧力室(11)の外周壁を形成する範囲において、そのガイド(12)に対する、制御縁部を含む制御開口(14)を備え、このガイド内に、カム(2)の基礎円相の間のみ制御開口(14)が占める位置において、貯蔵室(15)との連通部が形成され、この貯蔵室が同様に、タペット(4)の制御縁部を含む通路(17)を介して、カム(2)の基礎円相の外においてのみ、外側の圧力媒体供給部(18)に連通することを特徴とする液圧式弁隙間補正装置。

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