特許
J-GLOBAL ID:200903047953268797

超ウラン元素の溶媒抽出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 堀田 実 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-142800
公開番号(公開出願番号):特開平8-015483
出願日: 1994年06月24日
公開日(公表日): 1996年01月19日
要約:
【要約】【目的】 沈殿の形成をともなわないでZr(ジルコニウム)及びMo(モリブデン)の抽出を効果的に抑制でき、高純度のアクチノイド(U、Am、Cm、Pu、Np等)を効率的に抽出することができる溶媒抽出方法を提供する。【構成】 使用済核燃料の高レベル廃液とTBP及びCMPOを含む溶媒とを混合し静置して有機相と水相に分離し、有機相から超ウラン元素を回収する溶媒抽出方法において、廃液中にキレート形成作用を有するカルボン酸を含み、これにより、ジルコニウム及びモリブデンの抽出を抑制する。カルボン酸は、リンゴ酸、スルホサリチル酸、スルファミン酸、クエン酸、ギ酸、グリコール酸、マロン酸、コハク酸、アジピン酸のいずれか又はこれらの混合物であり、特に好ましくは、クエン酸やギ酸である。
請求項(抜粋):
使用済核燃料の高レベル廃液とTBP及びCMPOを含む溶媒とを混合し静置して有機相と水相に分離し、有機相から超ウラン元素等を回収する溶媒抽出方法において、廃液中に超ウラン元素についてキレート形成作用を有するカルボン酸を含み、これにより、ジルコニウム及びモリブデンの抽出を抑制する、ことを特徴とする超ウラン元素を溶媒抽出する方法。
IPC (3件):
G21C 19/46 ,  G21F 9/06 ZAB ,  G21F 9/06 581

前のページに戻る