特許
J-GLOBAL ID:200903047956219681

予測型増幅回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 敬之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-000226
公開番号(公開出願番号):特開平10-200341
出願日: 1997年01月06日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】 従来の予測型増幅回路では、高い周波数の入力信号に対して利得誤差を低減できるものの、低い周波数の入力信号に対しては、利得誤差が十分に低減できないという課題があった。また、非予測型増幅回路よりもスイッチ回路の数が多くなるので、回路が大きくなるという課題があった。さらに、予測経路の容量が1周期毎に放電するため、消費電力が増加するという課題があった。【解決手段】 増幅回路を構成する本経路、予測経路から成って、予測経路における電荷の転送がクロックφ1のときにのみおこなわれるようにすることで演算増幅器のオフセット電圧の影響を受けにくい構成とした。
請求項(抜粋):
それぞれがスイッチと容量からなる入力回路部とフィードバック回路部とを有する本経路と、それぞれが容量から、もしくはスイッチと容量からなる入力回路部とフィードバック回路部とを有する予測経路と、演算増幅器とから構成される予測型増幅回路であって、第1のクロックで、前記予測経路がアクティブ、前記本経路が非アクティブとなり、前記予測経路の前記入力回路部の容量と前記フィードバック回路部の容量との結合点の電位が前記演算増幅器の入力端子に供給され、第2のクロックで、前記予測経路が非アクティブ、前記本経路がアクティブとなり、前記本経路の入力回路部の容量とフィードバック回路部の容量との接続点の電位が前記演算増幅器の入力端子に供給されるとともに、前記予測経路の前記入力回路部の容量と前記フィードバック回路部の容量のうち少なくとも一方の容量の一方の端子が開放状態となることを特徴とする予測型増幅回路。
IPC (3件):
H03F 1/34 ,  H03F 3/34 ,  H03F 3/45
FI (3件):
H03F 1/34 ,  H03F 3/34 A ,  H03F 3/45 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-175006
  • 特開平4-273712
  • 特開昭61-191111

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