特許
J-GLOBAL ID:200903047959505901
搬送波周波数誤差検出器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-214455
公開番号(公開出願番号):特開平5-037576
出願日: 1991年07月31日
公開日(公表日): 1993年02月12日
要約:
【要約】【目的】 搬送波周波数誤差を高い精度で検出する。【構成】 ブロックAではPSK受信信号D(t)中の無変調部に対するフーリェ変換値から推定した周波数誤差情報Δf1 を出力する。ブロックBでは受信信号中の変調信号部を挟んで隣接する2つの無変調信号部の自己相関値Cの位相θとΔf1 とから限定範囲で推定した周波数誤差情報Δf2mを出力する。ブロックCでは逓倍した受信信号に対するフーリェ変換値とΔf2mとから推定した周波数誤差情報ΔfFを最終的な検出値として出力する。従って、誤った周波数を検出してしまう確率を格段に低減できる。
請求項(抜粋):
無変調信号部と変調信号部との繰り返しからなるPSK受信信号を受けて、当該受信信号中の無変調信号部に対してフーリェ変換を行い、各周波数に対する信号電力を求める第1のフーリェ変換器と; 前記第1のフーリェ変換器の出力を受けて電力が最大となる周波数を求める最大値検出器と; 前記受信信号を受けて変調信号部を挟んで隣接する2つの無変調信号部の自己相関値を求める自己相関器と; 前記自己相関器出力の位相を求める位相検出器と;前記最大値検出器出力と前記位相検出器出力とを受けて前記受信信号の搬送波周波数誤差の存在する範囲を限定する周波数2次検出器と; 前記受信信号を逓倍する逓倍器と; 前記逓倍器出力をフーリェ変換し各周波数に対する信号電力を求める第2のフーリェ変換器と; 前記周波数2次検出器が限定した周波数範囲内で前記第2のフーリェ変換器の出力電力が最大となる周波数を求め、その周波数から搬送波周波数誤差を求める条件付最大値検出器と; を備えたことを特徴とする搬送波周波数誤差検出器。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開平1-108835
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特開平3-153145
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特開平2-002725
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