特許
J-GLOBAL ID:200903047961402494

偏光光照明装置及び投写型画像表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-334641
公開番号(公開出願番号):特開平11-249075
出願日: 1998年11月25日
公開日(公表日): 1999年09月17日
要約:
【要約】【課題】 照明光の広がりが小さく(照明Fナンバーが大きく)、光源からのランダムな光線を任意の偏光方向に変換することができる偏光光照明装置を提供する。【解決手段】 偏光方向がランダムな光源(106)からの光を、異形開口設計を施した第2のレンズ板(110)を含むインテグレータ光学系(102)を介して、偏光分離部(103)に入射させる。偏光分離部(103)は入射光を偏光方向が直交する2つの偏光光に分離する。その後、偏光変換部(104)によりこれらの変更光の偏光方向を揃える。以上により、偏光方向がランダムな光を任意の偏光方向に変換するとともに、照明光の広がりを抑えられた偏光光照明装置が得られる。かかる偏光光照明装置は、偏光を利用して変調を行う液晶ライトバルブを用いた投写型画像表示装置の照明装置として好適に利用でき、該装置の低コスト化と高輝度化を両立させることができる。
請求項(抜粋):
偏光方向がランダムな光を出射する光源と、複数の矩形レンズの集合体からなる第1のレンズ板、前記矩形レンズに1対1に対応する複数の微小レンズの集合体からなる第2のレンズ板、及び集光レンズを有するインテグレーター光学系と、前記光源から出射された光を、偏光方向が直交し光軸が略平行な2つの偏光光に分離する偏光分離部と、前記2つの偏光光の偏光方向をそろえる偏光変換部とを備え、前記第1のレンズ板の矩形レンズによる光源像が、前記第2のレンズ板上に複数の列をなして形成されるように、前記矩形レンズはその開口中心と曲率中心とをずらして形成されており、前記第2のレンズ板の微小レンズは、前記矩形レンズによる光源像が形成される位置に複数の列状に配置されており、前記微小レンズの複数の列のうち、前記列の長手方向と直角方向の幅Hが他と異なる列を少なくとも1つ有し、前記偏光分離部は、システム光軸に対して斜めに設置された反射ミラー面と、前記反射ミラー面と平行に設置された偏光分離面と、前記システム光軸と直交する2面とを有する微小偏光ビームスプリッターが複数集合して構成され、前記偏光分離面は、前記第2レンズ板からの光を偏光方向により透過又は反射して分離する偏光分離膜を備え、システム光軸と直交する前記2面間距離dは前記偏光分離部を構成する全ての微小偏光ビームスプリッターにおいて同一であり、前記反射ミラー面と前記偏光分離面との間の距離hが他と異なる微小偏光ビームスプリッターが少なくとも1つ含まれていることを特徴とする偏光光照明装置。
IPC (6件):
G02B 27/28 ,  G02F 1/13 505 ,  G02F 1/1335 510 ,  G03B 21/14 ,  G09F 9/00 360 ,  H04N 9/31
FI (6件):
G02B 27/28 Z ,  G02F 1/13 505 ,  G02F 1/1335 510 ,  G03B 21/14 A ,  G09F 9/00 360 D ,  H04N 9/31 C
引用特許:
審査官引用 (2件)

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