特許
J-GLOBAL ID:200903047962445855

ビフェノール樹脂の硬化方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-278100
公開番号(公開出願番号):特開平10-120749
出願日: 1996年10月21日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 耐熱性に優れた硬化物が得られるビフェノール樹脂の新規の硬化方法を提供する。【解決手段】 ビフェノール類とアルデヒド類もしくはビフェノールと非剛直成分をアルデヒド類で縮合する、またはビフェノール類とパラキシリレングリコールジメチルエーテルとの縮合により得られかつ樹脂中の未反応ビフェノール量が20重量%以下であるビフェノール樹脂を硬化させるビフェノール樹脂の硬化方法。
請求項(抜粋):
芳香環に炭素数4個以下のアルキル基が少なくとも1個置換しているかもしくは無置換のビフェノール類とアルデヒド類、又は前記ビフェノール類と、一般式(1)で表される非剛直成分および/又は一般式(2)で表される非剛直成分と、アルデヒド類とを縮合して得られるビフェノール樹脂であって、該ビフェノール樹脂中に含まれる未反応ビフェノール類の含有量が20重量パーセント以下であるビフェノール樹脂を硬化させることを特徴とするビフェノール樹脂の硬化方法。【化1】(一般式(1)中 R1:OH,H,または炭素数9個以下のアルキル基または芳香族残基を示す)【化2】(一般式(2)中、B1B2:1,4-フェニレン、1,4-ナフタレン、2,6-ナフタレン、2,7-ナフタレン、 1,4-シクロヘキシルを示し、互いに異なっていても同じでも良い。Y1Y2:ヘテロ原子を含むもしくは含まない炭素数10以下の有機残基、O、COO、CO、SiZ2O、SiZ2(Zは水素もしくは炭素数7個以下のアルキル基または芳香族有機残基)、S、SO、SO2又は NHCOを示す。R2:OH、又はNH2を示す。m:0〜1の数を示す。n:0〜3の数を示す。)

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