特許
J-GLOBAL ID:200903047981541237

ケーブルの劣化診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 幸男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-182959
公開番号(公開出願番号):特開平6-003390
出願日: 1992年06月17日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【構成】 ケーブルの遮蔽層3の長手方向の電気抵抗とインダクタンスを、新しいケーブルと古いケーブルとで比較する。新しいケーブルは、ラップ巻きされた遮蔽層3の長手方向の電気抵抗は低いが、古いケーブルでは、重ね合わせ部分の腐食によってコイル状に流れる電流が増加し、電気抵抗やインダクタンスが増加する。ケーブルの遮蔽層の腐食は、ケーブル中への水分の浸入が主な原因で、この腐食に伴い水トリーの発生率も高まる。【効果】 ケーブル遮蔽層の電気抵抗やインダクタンスの変化から、水トリーの発生状態を推定して、ケーブルの絶縁劣化を診断できる。
請求項(抜粋):
ケーブル遮蔽層の長手方向の電気抵抗と、そのケーブル遮蔽層の長手方向のインダクタンスとを測定して、予め設定された基準値と比較することにより、前記ケーブルの電気特性を診断することを特徴とするケーブルの劣化診断方法。

前のページに戻る