特許
J-GLOBAL ID:200903047986099729

紙用サイズ剤および紙サイジング方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-321140
公開番号(公開出願番号):特開平6-146196
出願日: 1992年11月04日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 少なくとも1個のカルボキシル基が未反応のまま残存しているかまたはカルボキシル基塩を形成している脱水縮合物を含有する分散相と、分散剤および水を含有する水性連続相とからなる紙用サイズ剤において、分散剤としてカチオン性不飽和単量体1〜99重量%、ノニオン性不飽和単量体1〜99重量%及びアニオン性不飽和単量体0〜60重量%からなるカチオン性または両性共重合体を、分散相に対し固形分換算で0.1〜50重量%の割合で使用する。【効果】 酸性からアルカリ性領域にいたる幅広いpH域で内添抄紙できる他、表面サイズにも適用できる。また各種安定性やサイズ効果が良好であり、しかもサイズ効果の立ち上がり現象がない。
請求項(抜粋):
3または4個のカルボキシル基を有する多塩基性カルボン酸(A)と、少なくとも6個の炭素原子を有する1価アルキルアルコール、少なくとも6個の炭素原子を有する1価アルケニルアルコール、1つの疎水性置換基が少なくとも6個の炭素原子を有する1価のモノまたはジアルキルアミン、および1つの疎水性置換基が少なくとも6個の炭素原子を有する1価のモノまたはジアルケニルアミンからなる群より選ばれる少なくとも一種の化合物(B)とからなる脱水縮合物であって、前記多塩基性カルボン酸(A)の少なくとも1個のカルボキシル基が化合物(B)とエステル結合及び/またはアミド結合を形成しており、かつ前記多塩基性カルボン酸(A)の少なくとも1個のカルボキシル基が未反応のまま残存しているかまたはカルボキシル基塩を形成している前記脱水縮合物を含有する分散相と、分散剤および水を含有する水性連続相とからなる紙用サイズ剤において、前記分散剤としてカチオン性不飽和単量体1〜99重量%及びノニオン性不飽和単量体1〜99重量%及びアニオン性不飽和単量体0〜60重量%からなるカチオン性共重合体または両性共重合体を、前記分散相に対し固形分換算で0.1〜50重量%の割合で使用することを特徴とする紙用サイズ剤。

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