特許
J-GLOBAL ID:200903047987311330

時刻同期方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-249344
公開番号(公開出願番号):特開平9-093275
出願日: 1995年09月27日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】【課題】送出基準時刻データのブロードキャストに先立ってそのデータよりもデータ長が短かいコードの送出禁止データのブロードキャストを行なうことによりLAN上のデータ衝突の確率を減少させ、かつ、衝突によるデータの再送出処理も単純化させ時刻同期動作の効率を格段に向上できる時刻同期方式の提供。【解決手段】定時刻毎に時刻設定元コンピュータ1のデータ送出禁止要求回路17は他のステーション2のデータ送出を禁止する送出禁止データをブロードキャストし、他のステーション2はこの受信に応答してデータ送出制御回路22によりデータ送出を禁止し、その後送られてくる基準時刻データにより時刻合せを行なう。送出禁止データは基準時刻データよりもデータ長を短かく選定する。
請求項(抜粋):
時刻の基準となる第1のステーションと前記第1のステーションの時刻に同期して動作する複数の第2のステーションとがキャリアセンスマルチプルアクセス方式によるローカルエリアネットワークにより接続されているシステムの時刻同期方式において、前記1のステーションには前記システムの基準となる時刻を刻む第1の時計手段と、予め1つ以上の定時刻データを記憶している定時刻データ記憶手段と、前記第1の時計手段の示す時刻と前記定時刻データ記憶手段に記憶されている定時刻データとを比較し前記定時刻データのいずれかと一致したときには一致信号を発生する時刻比較手段と、前記一致信号の供給に応答して前記ローカルエリアネットワーク上に信号が存在しないときに前記複数の第2のステーションのデータ送出の禁止を要求するデータ送出禁止要求データを該データと前記ローカルエリアネットワーク上の他データとの衝突がなくなるまで前記ローカルエリアネットワークに繰り返し送出するデータ送出禁止要求手段と、前記データ送出禁止要求データの送出終了に応答して前記第1の時計手段から供給される時刻に前記ローカルエリアネットワークに送出されるまでに要する時間を加算補正して送出基準時刻データを作成して前記ローカルエリアネットワークに送出する時刻補正送出手段とを含み、前記第2のステーションはそれぞれ、自ステーションの基準となる時刻を刻む第2の時計手段と、前記送出基準時刻データの供給に応答して前記第1のステーションの送出から前記第2の時計手段への時刻設定までに要する時間を前記送出基準時刻データに加算補正して設定基準時刻データを作成し前記2の時計手段に設定する時刻補正設定手段と、前記データ送出禁止要求信号の受信に応答して自ステーションからのデータの送出を禁止し前記第2の時計手段への時刻設定に応答して前記データの送出禁止を解除するデータ送出制御手段とを含み、前記データ送出禁止要求データのデータ長は前記送出基準時刻データのデータ長よりも短かく選定することを特徴とする時刻同期方式。
IPC (4件):
H04L 12/40 ,  G04G 5/00 ,  G04G 7/00 ,  G06F 15/16 330
FI (4件):
H04L 11/00 321 ,  G04G 5/00 J ,  G04G 7/00 ,  G06F 15/16 330 D

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