特許
J-GLOBAL ID:200903047990056775

断熱箱体および断熱箱体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 東島 隆治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-139002
公開番号(公開出願番号):特開平9-318240
出願日: 1996年05月31日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 樹脂製内箱と金属製外箱の間に発泡ウレタン樹脂を充填した断熱箱体の断熱性を向上し、かつ経時的な断熱特性の低下をも抑制することを目的とする。【解決手段】 金属製外箱と水酸基を有する中間層を内面に配した樹脂製内箱との間の空間部に、発泡剤、エポキシド化合物、および二酸化炭素カーボネート化触媒を含む樹脂組成物原料を注入し、発泡させることにより、少なくとも二酸化炭素を含む独立気泡を有する発泡ウレタン樹脂組成物を形成する工程を含む断熱箱体の製造方法。水酸基とイソシアネートとの作用によって、発泡時において内箱内面での反応熱によりフォーム密度の平均化が改善される。また、内箱と発泡ウレタン樹脂との境界部でのイソシアネートの残存量が低減する。これらによって、経時的な箱体内部への空気の侵入や二酸化炭素の発生を抑制し、優れた断熱特性が得られる。
請求項(抜粋):
樹脂製内箱と金属製外箱とを組み合わせて作られた空間部に、ウレア結合、二酸化炭素カーボネート化触媒、および、エポキシド化合物と二酸化炭素との反応生成物カーボネート化合物を含み、独立気泡からなる発泡ウレタン樹脂組成物が充填されてなる断熱箱体であって、前記樹脂製内箱の内面に水酸基を有する中間層が配置されており、前記中間層と前記発泡ウレタン樹脂組成物とがウレタン結合を介して接合していることを特徴とする断熱箱体。
IPC (2件):
F25D 23/08 ,  F16L 59/04
FI (2件):
F25D 23/08 D ,  F16L 59/04

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