特許
J-GLOBAL ID:200903047993983707

セルラシステムの周波数キャリア割り当て方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 康夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-245910
公開番号(公開出願番号):特開平11-075248
出願日: 1997年08月28日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 FDD方式を採用したセルラシステムにおいて、上り回線と下り回線のトラヒックが非対称となる場合に周波数キャリアを有効に利用する。【解決手段】 2つの周波数帯域FB1とFB2には、それぞれ複数の周波数キャリアが配置されている。基地局を2つのグループBSG1とBSG2に分け、BSG1の基地局の下り回線はFB1より、上り回線はFB2より周波数キャリアを割り当て、BSG2の基地局の下り回線はFB2より、上り回線はFB1より周波数キャリアを割り当てる。そして、その周波数を用いて基地局と移動局の間で双方向の通信を行う。
請求項(抜粋):
複数の基地局と、複数の移動局と、複数の時間スロットに分割された周波数キャリアがそれぞれ複数配列されかつ互いに周波数が重複しないように配置された二つの周波数帯域を備え、前記基地局は、前記移動局からの通信の要求に応じて、基地局から移動局へ送信を行う下り方向と移動局から基地局へ送信を行う上り方向のそれぞれに対して前記周波数キャリア及び時間スロットを割り当てて通信を行い、基地局と移動局の間で双方向に通信を行うセルラシステムにおいて、前記複数の基地局を二つのグループに分け、一方のグループの基地局には、前記二つの周波数帯域のうちの一方の周波数帯域から上り方向に用いる周波数キャリアを割り当てるとともに他方の周波数帯域から下り方向に用いる周波数キャリアを割り当て、他方のグループの基地局には、前記二つの周波数帯域のうちの前記他方の周波数帯域から上り方向に用いる周波数キャリアを割り当てるとともに前記一方の周波数帯域から下り方向に用いる周波数キャリアを割り当てることを特徴とする周波数キャリア割り当て方法。

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