特許
J-GLOBAL ID:200903047995095000

アンチスピン用液圧ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-271238
公開番号(公開出願番号):特開平8-133047
出願日: 1994年11月04日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】 アンチスピン用液圧ブレーキ装置において、アンチスピン制御中におけるブレーキペダルの板ブレーキ感の解除をその目的とする。【構成】 車両のスピンを防止するため、1系統の1側の車輪ブレーキFWBL(FWBR)とマスタシリンダ(M)間に設置された切替弁装置V1(V2)を切替え、前記1側の車輪ブレーキFWBL(FWBR)をマスタシリンダ(M)と遮断し、圧力源(ACC)によって前記1側の車輪ブレーキFWBL(FWBR)を加圧するアンチスピン用液圧ブレーキ装置において、前記マスタシリンダ(M)と前記切替弁装置V1(V2)間に疑似車輪ブレーキ(BC)を設置し、前記疑似車輪ブレーキ(BC)と前記マスタシリンダ(M)間にカット弁装置(VD)を設置したことを特徴とするアンスピン用液圧ブレーキ装置。
請求項(抜粋):
ブレーキ液を貯溜するリザーバと、このリザーバ内のブレーキ液をアキュムレータに圧送する動力駆動のポンプと、このアキュムレータ内に蓄積されている高液圧のブレーキ液を運転者のブレーキ操作力に対応した液圧に減圧して出力するレギュレータバルブと、運転者のブレーキ操作力に対応した液圧を出力するマスタシリンダと、このマスタシリンダの出力液圧により作動して車輪に作用する車輪ブレーキと、電子制御装置からの指令に応答して前記各車輪ブレーキに液圧を給排および増減制御するためのアチュエータとを備えたアンチスピン用液圧ブレーキ装置であって、前記アクチュエータは、前記車輪ブレーキと前記マスタシリンダとの接続を断ち且つ前記車輪ブレーキと車輪ブレーキ液圧制御用通路とを接続する切替弁装置と、前記レギュレータバルブと前記車輪ブレーキ液圧制御用通路との接続を断ち且つ前記アキュムレータと前記車輪ブレーキ液圧制御用通路とを接続する圧力源切替弁装置と、前記車輪ブレーキ液圧制御用通路を前記リザーバに接続するための切替弁装置と、前記圧力源切替装置と前記車輪ブレーキとの接続を断つための遮断弁装置とを備えた車両用液圧ブレーキ装置において、更に、前記マスタシリンダと前記切替弁装置との間に設置された疑似車輪ブレーキと、前記マスタシリンダと前記疑似車輪ブレーキとの間を遮断するカット弁装置とを備えたことを特徴とするアンチスピン用液圧ブレーキ装置。

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