特許
J-GLOBAL ID:200903047995717125

天然ガスの液化前処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-025246
公開番号(公開出願番号):特開平6-299175
出願日: 1994年02月23日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 凝固可能なC5+成分を除去するために単一のスクラブカラム(scrub column)を使用して天然ガスの流れを前処理して取扱いおよび輸送が便利に行えるLNG製品を提供する。【構成】 天然ガスの流れ10を、重質成分がC5+成分を本質的に含まない液体の還流を使用して供給原料から吸収される、実質的に吸収塔として運転されるスクラブカラム(scrub column)12の供給点11で供給する。供給原料10はカラム12の低部の点に導入される蒸気であり得るし、または場合によっては分割、冷却および/または膨張させられてカラム12の1個またはそれ以上の供給点で導入することができる。還流液の流れ22は、温度が約-40°Cの塔頂留出物蒸気の凝縮液、またはメタンに富むLNGまたはLNGと蒸気の凝縮液の組合せであり得る。
請求項(抜粋):
次の工程:上部の濃縮部および下部の抜取り部を有するスクラブカラム(scrub column)の供給点に天然ガス供給原料の流れを導入する工程、ただし供給原料の流れはメタンおよびC5+炭化水素類を含有しかつ供給原料の流れは1.0以上のC2 〜C4 蒸気対液体の質量比を有する;供給原料の流れとカラムの上部の部分に導入された液体の還流の流れとを接触させて供給原料の流れからC5+炭化水素類を吸収する工程;C2 〜C4 炭化水素類を含有して約1ppmより少ない濃度のC6+炭化水素類を有する塔頂蒸気流出物を回収する工程;カラムの下部の部分中の液体の一部を再沸させて供給原料の流れからより軽質の炭化水素類を抜き取る工程;C5+炭化水素類が豊富な液体の缶出液を回収する工程;およびカラムを運転して主として前記塔頂流出物中にC2 〜C4 炭化水素類を得る工程を含んでなる、凝固可能な成分を除去することにより液化のために天然ガスの流れを前処理する方法。
IPC (2件):
C10L 3/06 ,  C10L 3/12

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