特許
J-GLOBAL ID:200903048001858597

入れ子、金型組立体及び成形品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 孝久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-197329
公開番号(公開出願番号):特開平11-034068
出願日: 1997年07月23日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】成形時、離型不良が発生せず、転写性に優れた成形品の製造方法を提供する。【解決手段】成形品の製造方法は、(イ)第1の金型部10及び第2の金型部11、(ロ)キャビティ14内に溶融樹脂を導入するための溶融樹脂導入部13、並びに、(ハ)該金型部に配設され、表面に薄膜16が形成された入れ子15を備え、入れ子15は、厚さ0.1mm乃至10mm、弾性率0.8×106kg/cm2以上、熱伝導率0.2×10-2cal/cm・sec・deg乃至2×10-2cal/cm・sec・degの無機材料から作製され、薄膜16は、0.01μm乃至20μmの厚さを有し、ビッカース硬度が600Hv以上、動摩擦係数が0.5以下であって、熱可塑性樹脂との剥離強度が1kgf/cm以下のセラミック化合物等から選択された材料から成る金型組立体を用い、溶融樹脂導入部13からキャビティ14内に溶融樹脂を導入する工程から成る。
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂に基づき成形品を成形するための金型部の内部に配設され、そして、キャビティの一部を構成する入れ子であって、該入れ子の表面には薄膜が形成されており、該入れ子は、厚さ0.1mm乃至10mm、弾性率0.8×106kg/cm2以上、熱伝導率0.2×10-2cal/cm・sec・deg乃至2×10-2cal/cm・sec・degの無機材料から作製され、該薄膜は、0.01μm乃至20μmの厚さを有し、ビッカース硬度が600Hv以上、動摩擦係数が0.5以下であって、熱可塑性樹脂との剥離強度が1kgf/cm以下のセラミックス化合物、金属、金属化合物及び炭素化合物から成る群から選択された少なくとも1種類の材料から成ることを特徴とする入れ子。
IPC (3件):
B29C 33/38 ,  B29C 33/76 ,  B29C 45/26
FI (3件):
B29C 33/38 ,  B29C 33/76 ,  B29C 45/26
引用特許:
審査官引用 (9件)
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