特許
J-GLOBAL ID:200903048004515518

吸着式空気調和機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-290149
公開番号(公開出願番号):特開平5-126432
出願日: 1991年11月06日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 運転条件に最適なサイクルタイムを設定することで冷暖房をより一層効率的に実現し得る吸着式空気調和機を提供すること。【構成】 吸着剤3を備えた吸着剤付熱交換器2と、作動媒体Wに蒸発又は凝縮作用を生ぜしめる作用をする作動媒体用熱交換器5とを備えた吸着冷凍ユニットU1、U2を複数基並設する一方、上記各作動媒体用熱交換器5,5を室内熱交換器22と室外熱交換器21とに可逆的に接続可能とするとともに、上記複数基の吸着冷凍ユニットU1,U2の作動行程を所定間隔毎に吸着行程と再生行程との間で交互に切り換えるようにした吸着式空気調和機において、高温熱源11の出口温度が高いほど、または室外熱交換器21の出口における冷媒温度が高いほど、または室内熱交換器22の出口における冷媒温度が低いほど、各吸着冷凍ユニットU1,U2の作動行程の切換時間を長く設定するもの。
請求項(抜粋):
作動媒体(W)を封入してなる密閉容器(1)の中に、低温熱源(12)による冷却時には上記作動媒体(W)を吸着し、高温熱源(11)による加熱時には上記作動媒体(W)を放出する如く作用する吸着剤(3)を備えた吸着剤付熱交換器(2)と、該吸着剤付熱交換器(2),(2)による作動媒体(W)の吸着・放出に伴って該作動媒体(W)との間で熱交換を行なう作動媒体用熱交換器(5),(5)とを備えた吸着冷凍ユニット(U1、U2)を複数基並設する一方、該各吸着冷凍ユニット(U1),(U2)の各作動媒体用熱交換器(5),(5)を室内熱交換器(22)と室外熱交換器(21)とに可逆的に接続可能とするとともに、上記複数基の吸着冷凍ユニット(U1),(U2)の作動行程を所定間隔毎に吸着行程と再生行程との間で交互に切り換えるようにした吸着式空気調和機であって、上記高温熱源(11)の出口温度を検出する温度検出手段(41)と、該温度が高いほど上記各吸着冷凍ユニット(U1),(U2)の作動行程の切換時間を長く設定する制御手段(10)とを備えたことを特徴とする吸着式空気調和機。

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