特許
J-GLOBAL ID:200903048007920057

搬送補正値設定方法、記録制御データ送出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 博樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-206795
公開番号(公開出願番号):特開2005-313587
出願日: 2004年07月14日
公開日(公表日): 2005年11月10日
要約:
【課題】 被記録材を副走査方向へ搬送する手段の個体差により生じる搬送誤差を記録装置毎に特定して最適な搬送補正値を設定することを容易かつ高精度に行えるようにする。【解決手段】 搬送補正値ANを0基準に一定のステップで+1〜+3、及び-1〜-3の7段階に変化させてテストパターンT1〜T7を記録するテストパターン記録制御データに基づいてインクジェット式記録装置50に黒インクのみで記録を実行させる。適切な搬送補正値で記録されたテストパターンは、重なっているラスタ同士が副走査方向Yに完全に一致して重なった状態となる。搬送補正値ANが適正な値に比較的近いテストパターンは、ラスタ群の重なり部分のラスタ同士がほぼ一致して重なるので、その重なり部分の色は、淡い灰色に見え、ラスタ同士の重なりのずれが大きく、搬送補正値ANが適正な搬送補正値ANからややずれているテストパターンは、濃い灰色に見える。【選択図】図6
請求項(抜粋):
被記録材へインクを噴射するノズルが副走査方向へ一定のノズルピッチで配置されているノズル列を有する記録ヘッドを主走査方向へ往復動させる主走査駆動手段と、被記録材を副走査方向へ所定の搬送量にて搬送する副走査駆動手段と、記録制御データに基づいて、前記記録ヘッド、前記主走査駆動手段、及び前記副走査駆動手段を制御して被記録材への記録を実行する記録制御手段とを備えた記録装置において、 前記記録制御手段による副走査方向への被記録材の搬送制御量に対する前記副走査駆動手段による副走査方向への被記録材の実搬送量の誤差が最小になる如く、被記録材の所定の搬送量に対する搬送制御量を補正する搬送補正値の最適値を設定する搬送補正値設定方法であって、 複数の隣接するノズルを使用して1回の主走査動作で形成する第1ラスタ群と、該第1ラスタ群を形成した位置から副走査方向へ前記ノズルピッチの整数倍に設定された規定搬送制御量で被記録材を搬送した状態で、複数の隣接するノズルを使用して1回の主走査動作で形成する第2ラスタ群とを重なり部分をもって形成するテストパターンを異なる前記搬送補正値で複数パターン記録するテストパターン記録制御データに基づいて前記記録装置に記録を実行させる工程、 被記録材に記録された複数の前記テストパターンの中から前記第1ラスタ群と前記第2ラスタ群との重なり部分が、前記テストパターンを記録した被記録材の記録面の色に最も近い色と認識できるテストパターンを選択する工程、 及び選択したテストパターンを形成した際の搬送補正値を最適な搬送補正値として設定する工程を有している、ことを特徴とした搬送補正値設定方法。
IPC (2件):
B41J2/01 ,  B41J29/46
FI (2件):
B41J3/04 101Z ,  B41J29/46 A
Fターム (8件):
2C056EA07 ,  2C056EB27 ,  2C056EC12 ,  2C056EC34 ,  2C056FA10 ,  2C061AQ05 ,  2C061KK18 ,  2C061KK26
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)

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