特許
J-GLOBAL ID:200903048012349198
車両用サスペンション
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 卓夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-290705
公開番号(公開出願番号):特開平6-115332
出願日: 1992年10月05日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】 車両用ストラット式リヤサスペンションにおいて、ストラット式リヤサスペンションのシンプルさを維持しつつマルチリンク式サスペンションと同様のキャンバー変化,ロールセンター変化の設定自由度をもたせる。【構成】 ストラット式リヤサスペンションにおいて、ストラットダンパ2のハウジング1への取付けを、キャンバー方向に回動可能で且つブレーキトルク等後輪回転方向の力を拘束するような取付構造とし、キャンバー方向の規制は1本のアッパリンク7の追加によって行い、ストラット式リヤサスペンションのシンプルさとマルチリンク式サスペンションの操安性能上優れたロール特性との両立を可能とし、コイルスプリング10をストラットダンパ2の外周部に設けた場合でも上下ばね反力によるストラットフリクションが皆無となりコイルスプリング10をタイヤの内側に配置できることによってストラットマウント高さを低く設定することができるようにした。
請求項(抜粋):
車輪を回転可能に支持するハウジングを、ストラットダンパとラテラルロアリンクとロアアームとで車体に上下揺動可能に取付けたストラット式サスペンションにおいて、上端部を車体に弾性材を介して取付けた上記ストラットダンパの下端部と上記ハウジングとの取付けを、キャンバー方向に回動可能で且つ車輪回転方向のトルクはストラットダンパで支持できる取付構造とし、上記ハウジングの上部と車体とを上下揺動可能な1本のアッパリンクにて連結し、該アッパリンクにてハウジングのキャンバー方向の規制を行うよう構成したことを特徴とする車両用サスペンション。
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