特許

J-GLOBAL ID：200903048033841831

内視鏡のフォーカス調整構造

発明者： 近藤 光夫 ,  秋庭 治男
出願人/特許権者： 富士写真光機株式会社
代理人 (1件)： 松浦 憲三
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-078066
公開番号（公開出願番号）：特開平6-289303
出願日： 1993年04月05日
公開日（公表日）： 1994年10月18日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】フォーカス調整ワイヤの復元力を密着バネで干渉させてフォーカスレンズ鏡胴に伝達しないようにし、湾曲部を湾曲した状態でフォーカス調整を行ってもフォーカスレンズ鏡胴とガイド孔との摺動面に、かじりを発生させないようにする。【構成】先端硬質部14には、フォーカスレンズ鏡胴12がガイド孔16に沿って前後移動可能に設けられ、フォーカスレンズ鏡胴12には、フォーカス調整用ワイヤ18よりも柔軟性を有する密着バネ52が取り付けられる。密着バネ52は、前記ワイヤ18に固着されると共に、スプリング22の付勢力によって一方向に付勢される。湾曲部40の湾曲時にフォーカス調整を行うと、フォーカス調整ワイヤ18の復元力は、密着バネ52で干渉されてフォーカスレンズ鏡胴12に伝達しない。

請求項（抜粋）：

内視鏡挿入部の先端硬質部に形成されたガイド孔に沿って光軸方向に前後移動可能に設けられたフォーカスレンズ鏡胴を、内視鏡手元操作部から前記挿入部を介して挿通配置された牽引部材を操作することにより光軸方向に前後移動させてフォーカス調整を行う内視鏡のフォーカス調整構造に於いて、前記フォーカスレンズ鏡胴は、前記牽引部材よりも柔軟性を有する軟性部材を介して該牽引部材に接続されていることを特徴とする内視鏡のフォーカス調整構造。

IPC (2件)：

G02B 23/26 ,  A61B 1/00 300

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開昭61-126519
  
• 特開昭58-038531