特許
J-GLOBAL ID:200903048035976572

エアリークテスト方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 昇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-238102
公開番号(公開出願番号):特開2001-059793
出願日: 1999年08月25日
公開日(公表日): 2001年03月06日
要約:
【要約】【課題】 短時間で高精度に行えるエアリークテスト方法を提供する。【解決手段】 通常のテストモードにおいて、圧力供給手段10からの初期圧を、共通通路20を介してマスタ側分岐通路21およびワーク側分岐通路22に付与する。次にテスト圧を供給し、その後、上記開閉弁27,28を閉じ所定の待ち時間だけ待った後に、上記差圧センサ29で検出される差圧から、上記ワーク側分岐通路22に接続されたワークWの漏れを検出する。さらに、必要に応じてまたは周期的に実行される特殊なテストモードでは、開閉弁27,28を閉じた後、通常のテストモードよりも長い待ち時間だけ待った後に、上記検出差圧から、漏れに起因してリニアに変化する差圧成分を差し引いて、変化しない差圧成分を得る。この差圧成分をゼロにするように、初期圧供給開始からテスト圧に切り換えるまでの時間、初期圧とテスト圧との圧力差等を調節する。
請求項(抜粋):
テスト圧とこれより絶対値の大きな初期圧とを供給可能な圧力供給手段と、この圧力供給手段に接続された共通通路と、この共通通路から分岐されたマスタ側分岐通路およびワーク側分岐通路と、これら分岐通路に設けられた開閉弁と、これら開閉弁の下流側におけるマスタ側,ワーク側の分岐通路の差圧を検出する差圧センサとを備えた装置を用いたエアリークテスト方法において、通常のテストモードでは、上記圧力供給手段から上記共通通路を介してマスタ側,ワーク側分岐通路に上記初期圧を供給し、次にテスト圧を供給し、その後、上記開閉弁を閉じてマスタ側,ワーク側の分岐通路を独立状態で閉鎖し、この閉鎖状態で所定の待ち時間だけ待った後に、上記差圧センサで検出される差圧から、上記ワーク側分岐通路に接続されたワークの漏れを検出し、さらに、必要に応じてまたは周期的に特殊なテストモードを実行し、この特殊なテストモードでは、上記通常のテストモードと同様に上記初期圧供給,テスト圧供給を行って開閉弁を閉じた後、通常のテストモードよりも長い待ち時間だけ待った後に、上記差圧センサの検出差圧から、漏れに起因してリニアに変化する差圧成分を差し引いて、変化しない差圧成分を得、この変化しない差圧成分をゼロにするように、通常のテストモードでの初期圧供給開始からテスト圧に切り換えるまでの時間、初期圧とテスト圧との圧力差のいずれか一方または両方を調節することを特徴とすることを特徴とするエアリークテスト方法。
Fターム (2件):
2G067DD02 ,  2G067DD03

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