特許
J-GLOBAL ID:200903048044139659

内燃機関の排気微粒子浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-053913
公開番号(公開出願番号):特開平9-222009
出願日: 1996年02月15日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】アイドリング時など、排気温度が特に低い運転条件においても、再生に長時間を要したり、電力供給量を増大させることなく、フィルタの再生を良好に行うことのできる内燃機関の排気微粒子浄化装置を提供する。【解決手段】 内燃機関の排気流路途中に設けられて排気中に含まれる微粒子を捕集する触媒担持フィルタ3の、排気の流れに対して上流側に触媒コンバータ2を設け、該触媒コンバータ2に電気的に発熱して触媒コンバータ2の触媒を部分的に活性化することのできる部分加熱ヒータ21を付設する。排気温度が触媒活性化温度よりも低い運転条件でフィルタ3の再生を行う場合には、部分加熱ヒータ21に通電して触媒コンバータ2を部分的に活性化し、さらに燃料噴射弁4にて触媒コンバータ上流の排気流路1中に未燃焼の燃料を供給して、これを活性化した触媒で酸化させる。燃料供給量は、触媒の活性状態が安定するまでは活性化した触媒が活性状態を維持できる程度の少量に制御されるので、装置温度を低下させることがなく、その後、燃料供給量を増加することで活性化領域を全体に広げることができる。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気流路途中に設けられて排気中に含まれる微粒子を捕集する触媒担持フィルタと、内燃機関の排気の流れに対して上記フィルタの上流側に設けられた触媒コンバータと、該触媒コンバータに付設され排気温度が触媒活性化温度よりも低い運転条件でフィルタの再生を行う時に電気的に発熱して上記触媒コンバータの触媒を部分的に活性化することのできる部分加熱ヒータと、上記触媒コンバータより上流側の排気流路中に未燃焼の燃料を供給する燃料供給手段と、上記触媒コンバータの触媒活性状態に基づいて、燃料供給量を、触媒の活性状態が安定するまでは活性化した触媒が活性状態を維持できる程度の少量とし、その後、燃料供給量を増加させるように制御する制御手段とを具備することを特徴とする内燃機関の排気微粒子浄化装置。
IPC (4件):
F01N 3/02 321 ,  F01N 3/02 ZAB ,  F01N 3/20 ,  F02D 43/00 301
FI (6件):
F01N 3/02 321 B ,  F01N 3/02 ZAB ,  F01N 3/20 H ,  F01N 3/20 K ,  F01N 3/20 R ,  F02D 43/00 301 T

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