特許
J-GLOBAL ID:200903048059035698

ディスク装置のロック機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-125702
公開番号(公開出願番号):特開2002-319219
出願日: 2001年04月24日
公開日(公表日): 2002年10月31日
要約:
【要約】【課題】 自己保持方式のソレノイドを使用したディスク装置のロック機構において、構成部品を簡素化及びコンパクト化したロック機構を有するディスク装置を提供する。【解決手段】 自己保持方式のソレノイドを使用したディスク装置のロック機構において、リセットレバーをイジェクトレバーと係合させてイジェクトレバーを揺動付勢する単一の付勢部材によってリセットレバー付勢部材を兼ねさたり、イジェクトレバー及びリセットレバー及びエマージェンシーイジェクトレバーをロックレバーに重合して配置したり、イジェクトレバーのオーバーストローク分可動する可動片保持可動部材とソレノイドの可動片及び可動片保持可動部材を絶えずソレノイド側に押し付けておく付勢部材を一体化した樹脂バネにしたり、更に、これらの構成を単独または複合して行うことにより構成部品の簡素化及びコンパクト化を達成する。
請求項(抜粋):
情報記録媒体となるディスクを装着するためのトレイと、このトレイを挿抜可能に内嵌する筐体とを有し、前記筐体もしくは前記トレイの何れか一方の部材にロックピンを配備する一方、他方の部材には、前記ロックピンに係脱するロック部を先端に備えて揺動可能に支持されたロックレバーと、前記ロック部を前記ロックピンに係合させる方向に前記ロックレバーを揺動付勢するロックレバー付勢部材と、前記ロックレバー付勢部材による付勢力に抗して前記ロックレバーを押圧し前記ロック部を前記ロックピンから離脱させる方向に揺動するイジェクトレバーと、前記イジェクトレバーが前記ロックレバーを押圧する方向に前記イジェクトレバーを揺動付勢するイジェクトレバー付勢部材と、前記イジェクトレバーに接続された可動片を吸着して前記イジェクトレバー付勢部材の付勢力に抗して前記イジェクトレバーを揺動させ該イジェクトレバーが前記ロックレバーを押圧しない位置に退避させておく自己保持方式のソレノイドと、前記トレイの挿抜操作によって前記トレイと前記筐体との間に生じる位置変化を利用して前記ロックピンに摺接し前記ロックピンからの押圧力を受けて揺動することによって前記可動片が前記ソレノイドに接近する方向に前記イジェクトレバーを揺動させるリセットレバーと、少なくとも前記ソレノイドによる前記可動片の吸着が解除された状況下において前記リセットレバーが前記ロックピンと摺接可能な位置に前記リセットレバーを揺動付勢しておくリセットレバー付勢部材とを備えたディスク装置のロック機構であって、前記イジェクトレバーが前記ロックレバーを押圧しない位置に前記イジェクトレバーを退避させた状態で前記リセットレバーが前記ロックピンから離間し、かつ、前記イジェクトレバーが前記ロックレバーを押圧する位置に前記イジェクトレバーを揺動させた状態で前記リセットレバーが前記ロックピンに接近するように前記リセットレバーの先端を前記イジェクトレバーの揺動側の先端に枢着することにより、単一の付勢部材によって前記イジェクトレバー付勢部材と前記リセットレバー付勢部材を形成したことを特徴とするディスク装置のロック機構。
Fターム (5件):
5D046AA16 ,  5D046CB11 ,  5D046CD05 ,  5D046FA01 ,  5D046HA01

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