特許
J-GLOBAL ID:200903048059327907

未利用エネルギー活用熱供給プラントの運転制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-286901
公開番号(公開出願番号):特開平8-145497
出願日: 1994年11月21日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 未利用エネルギー活用熱供給プラントにおいて、発生量の不確実性が高い入力源である未利用エネルギーを用いて信頼度の高い運転を行うこと。【構成】 予測手段からの時間区分毎の未利用エネルギー発生量分布が確率計算手段に入力され、時間区分を任意に組合せた任意時間帯に得られる未利用エネルギー発生量分布が求められる。信頼度計算手段において、未利用エネルギー発生量分布から任意時間帯の供給可能な熱供給量発生分布が求められ、この熱供給量発生分布と予測手段からの熱需要の発生量分布に基づいて熱安定供給のための信頼度が求められる。信頼度判定手段において、信頼度に対するしきい値判定が行われ、運転計画手段において、適切な信頼度を有する時間帯に熱生産・蓄熱装置を差動させる運転計画が立てられる。
請求項(抜粋):
未利用エネルギーを活用して熱生産・蓄熱を行う熱生産・蓄熱装置を有する未利用エネルギー活用熱供給プラントの運転制御装置において、未利用エネルギー発生量、時間区分毎の未利用エネルギー発生量分布、および熱需要の発生量分布を予測する予測手段と、この予測手段からの時間区分毎の未利用エネルギー発生量分布が入力され、時間区分を任意に組合せた任意時間帯に得られる未利用エネルギー発生量分布を求める確率計算手段と、この確率計算手段で求めた任意時間帯の未利用エネルギー発生分布から、任意時間帯の供給可能な熱供給量発生分布を求めるとともに、この熱供給量発生分布と予測手段からの熱需要の発生量分布に基づいて熱供給量と熱需要量の接近の度合いから熱安定供給のための信頼度を求める信頼度計算手段と、信頼度計算手段により求められた信頼度が入力され、この信頼度のしきい値判定を行う信頼度判定手段と、信頼度判定手段により適切と判定された信頼度を有する時間帯に熱生産・蓄熱装置を作動させるよう運転計画を立てる運転計画手段と、を備えたことを特徴とする未利用エネルギー活用熱供給プラントの運転制御装置。
IPC (3件):
F25B 27/02 ,  F25B 15/00 306 ,  F28D 20/00

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