特許
J-GLOBAL ID:200903048059633048

再生油使用変圧器の処理システム及び処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-082716
公開番号(公開出願番号):特開2000-277350
出願日: 1999年03月26日
公開日(公表日): 2000年10月06日
要約:
【要約】【課題】 再生油を使用した変圧器を効率よく無害化処理し、有価物と保管物との分離・回収を容易化した。【解決手段】 絶縁油3を除去した変圧器1を真空加熱装置10に収容して、温度300°C未満,圧力900Pa以下の条件下で2時間以上真空加熱処理する工程と、前記真空加熱処理した変圧器1をケース2と変圧器中身1Aとに分解する工程と、変圧器中身1Aを鉄心1aとコイル1bとに分離しこれらを、更に、真空加熱装置10にて温度300°C未満,圧力900Pa以下の条件下で2時間以上で真空加熱処理する工程と、コイル1bの銅線を巻戻し途中で絶縁物1b2 を除去しながら巻取るようにした工程と、前記ケース2,鉄心1a,銅線1b1 をそれぞれ個別に圧潰しながら順次破砕して有価物として個別に減容処理する工程と、前記絶縁物を密封容器に回収する工程とによって、再生油使用変圧器を有価物と、保管物とに分別処理可能とした。
請求項(抜粋):
再生油使用変圧器を有価物と保管物とに区分して処理するシステムであって、変圧器のケースから絶縁油を除去する工程と、前記絶縁油を除去した変圧器を真空加熱装置に収容して、温度300°C未満,圧力900Pa以下の条件下で2時間以上真空加熱処理する工程と、前記真空加熱処理した変圧器をケースと変圧器中身とに分解する工程と、変圧器中身を鉄心とコイルとに分離する工程と、前記分離した鉄心とコイルとを真空加熱装置にて温度300°C未満,圧力900Pa以下の条件下で2時間以上再度真空加熱処理する工程と、コイルの銅線をその巻戻し途中に絶縁物を除去しながら鉄心より分離する工程と、前記ケース,鉄心及び絶縁物を除去した銅線をそれぞれ個別に圧潰しながら順次破砕して有価物として個別に減容処理する工程と、前記銅線の巻戻し時に除去した絶縁物を密封容器に回収する工程とによって、再生油使用変圧器を有価物と、保管物とに分別処理可能としたことを特徴とする再生油使用変圧器の処理システム。
IPC (2件):
H01F 27/14 ,  B09B 5/00 ZAB
FI (2件):
H01F 27/14 D ,  B09B 5/00 ZAB C
Fターム (16件):
4D004AA50 ,  4D004AB05 ,  4D004AB06 ,  4D004CA02 ,  4D004CA04 ,  4D004CA07 ,  4D004CA09 ,  4D004CA12 ,  4D004CA26 ,  4D004CB12 ,  4D004CB13 ,  4D004CB50 ,  4D004DA03 ,  4D004DA06 ,  4D004DA07 ,  5E050GA02

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