特許
J-GLOBAL ID:200903048060908077

変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 正悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-186080
公開番号(公開出願番号):特開平6-001165
出願日: 1992年06月19日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 スロットル制御を適切に行って、現変速段から次変速段へスムーズに、迅速に且つ確実に変速させる。【構成】 変速指令手段Luから変速信号を受けたとき、スロットルアクチュエータはスロットルバルブTの開度を無負荷開度より若干大きな開度に設定するとともに、変速アクチュエータは現変速段用シンクロクラッチの解放作動を開始する。そして、中立状態となったときに、次変速段用シンクロクラッチの入力側回転数を出力側回転数に同期させるようにスロットルバルブの開度制御を行うとともに、変速アクチタュエータは中立状態を維持する制御を行う。この後、次変速段用シンクロクラッチの入力側回転数が出力側回転数に近づいたときに、スロットルバルブ開度を無負荷開度より若干大きな開度に設定する制御を行うとともに、次変速段用シンクロクラッチの係合作動を開始する制御を行う。この結果、現変速段から次変速段へスムーズ且つ迅速な変速制御を行うことができる。
請求項(抜粋):
変速信号に応じて、現変速段用シンクロクラッチ手段の係合を解放し、中立状態を経由して次変速段用シンクロクラッチ手段を係合させて変速を行わせるようになった変速制御装置において、前記変速信号を出力する変速指令手段と、前記シンクロクラッチ手段の解放および係合を行う変速アクチュエータと、エンジン出力を制御するスロットルバルブと、このスロットルバルブの作動を制御するスロットルアクチュエータとを有し、このスロットルアクチュエータは、通常はアクセルペダル操作に応じて前記スロットルバルブの作動を制御し、前記変速指令手段から変速信号を受けたときに前記アクセルペダル操作とは関係なく前記スロットルバルブの作動を制御するようになっており、前記変速指令手段から変速信号を受けたとき、前記変速アクチュエータにより現変速段用シンクロクラッチ手段を解放させて中立状態にするとともに、この中立状態の下で、前記スロットルアクチュエータは次変速段用シンクロクラッチの入力側回転数を出力側回転数に同期させるように前記スロットルバルブの開度の制御を行い、前記次変速段用シンクロクラッチの入力側回転数が出力側回転数に近づいたときに、前記スロットルアクチュエータは前記スロットルバルブ開度を無負荷開度より若干大きな開度に設定する制御を行うとともに、前記変速アクチュエータは前記次変速段用シンクロクラッチ手段の係合作動を開始する制御を行い、現変速段から次変速段への変速制御を行うようになっていることを特徴とする変速機の変速制御装置。
IPC (2件):
B60K 41/04 ,  F16H 61/00
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特公昭63-053410
  • 特開平4-012141
  • 特開昭60-229829
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