特許
J-GLOBAL ID:200903048062145291

インクジェット記録ヘッドおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-162556
公開番号(公開出願番号):特開平7-299907
出願日: 1994年07月15日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【目的】プラスチックのキャビティ板と振動板とが熱融着によって接合されるとき、その接合が強固であり、かつノズルや流路の形状が維持される。【構成】キャビティ板11と振動板19とはポリエーテルイミド樹脂からなり、いずれか一方、または各接合面には膜厚3μmのポリサルフォン樹脂膜1が形成される。ポリサルフォン樹脂の溶融温度は約190 °C、ポリエーテルイミド樹脂の熱変形温度は約200 °Cである。したがって、キャビティ板11と振動板19とを、ポリサルフォン樹脂膜1同士で接触させ、190 °Cの温度で1時間加熱すると、ポリサルフォン樹脂膜1同士が熱溶融され、熱融着層となって強固に接合される。キャビティ板11の熱変形温度は、このポリサルフォン樹脂膜1の溶融温度190 °Cより10°C高い200 °Cであるから、熱融着によってノズル12などのインク流路が熱変形することがない。
請求項(抜粋):
キャビティ板と振動板とが、その熱変形温度より溶融温度が低いプラスチック層を介して接合されてなることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/16
FI (2件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 103 H

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