特許
J-GLOBAL ID:200903048065475799

走間切断機のトルクブースト方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩佐 義幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-334857
公開番号(公開出願番号):特開2003-136329
出願日: 2001年10月31日
公開日(公表日): 2003年05月14日
要約:
【要約】【課題】 走間切断機において、インパクトドロップの発生を防止することのできるトルクブースト方法および装置を提供する。【解決手段】 連続して走行する材料の速度に同調して材料をロータリーシャーで切断する走間切断機の制御装置において、材料に対するロータリーシャーの1回転毎の切断による切断トルク不足を補償する。補償は、初回切断と、初回切断後の順次切断とに分けて行い、初回切断では、材料の初回切断におけるトルク値をトルク基準指令値とし逓倍し、順次切断では、順次トルクブースト補償値を求め、シャー1回転毎のトルク基準指令値に加算して、トルク指令値を生成し、トルク指令値をシャーの駆動制御回路に与え電動機を制御する。
請求項(抜粋):
連続して走行する材料の速度に同期して材料を切断する走間切断機の制御装置において、前記材料をシャーの1回転毎の切断による切断トルク不足を補償するトルクブースト方法であって、前記補償は、初回切断と、初回切断後の順次切断とに分けて行い、初回切断では、前記材料の初回切断におけるトルク値をトルク基準指令値として逓倍して、トルク指令値を生成し、生成されたトルク指令値をシャーの駆動制御回路を通して電動機に与えて制御し、順次切断では、シャー1回転の角度より、前記シャーの切断開始から切断終了までの角度を設け、前記角度をワークアングルとして設定し、前記設定したワークアングル内に、前記トルク基準指令値を微分して得た切断トルク発生角度と切断トルク終了角度とを記憶し、前記切断トルク発生角度と切断トルク終了角度間に前記トルク基準指令値の最大レベル値を記憶し、前記シャー1回転毎に記憶した切断トルク発生角度、切断トルク終了角度およびトルク基準指令値の最大レベル値を出力し、前記トルク基準指令値の最大レベル値を前記シャー1回転毎のトルク発生角度とトルク終了角度間で波形成形し、波形成形した値と材料速度に依存する係数とを乗算することにより、順次トルクブースト補償値を求め、シャー1回転毎のトルク基準指令値に加算して、トルク指令値を生成し、前記トルク指令値をシャーの駆動制御回路に与え電動機を制御することにより、インパクトドロップの発生を防止することを特徴とする走間切断機のトルクブースト方法。
IPC (2件):
B23D 36/00 503 ,  B23D 25/12
FI (2件):
B23D 36/00 503 C ,  B23D 25/12
Fターム (1件):
3C039EA11

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