特許
J-GLOBAL ID:200903048067087583

自動給紙装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松村 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-207033
公開番号(公開出願番号):特開平9-052638
出願日: 1995年08月14日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 分離ローラが所定量だけ摩耗したことを目視により検知することを可能にして、分離ローラの適正な交換時期を容易かつ正確に知ることが可能な自動給紙装置を提供する。【解決手段】 摩擦分離部材32の外周面には摩耗検出溝32aが周方向に形成されており、使用開始前の初期状態の分離ローラ31においては、回転中心Lから原稿に接触するローラ面までの半径がR、回転中心Lから摩耗検出溝32a底面までの半径がR<SB>MIN</SB>(ここで、R<SB>MIN</SB><R)となるように摩擦分離部材32が形成されている。ここで、分離ローラ31は、回転中心Lから摩擦分離部材32のローラ面までの半径がR<SB>MIN</SB>以上あれば、フィードローラの回転時にフィードローラによって搬送路内に給紙される1枚の原稿を除く他の原稿を、摩擦分離部材32の摩擦力によりフィードローラと分離ローラ31との挾持部の手前に確実に保持することが可能になる。
請求項(抜粋):
用紙装填部に装填された用紙束の少なくとも一部を搬送方向に押し出す給紙部材と、この給紙部材により押し出された用紙束の最下面及び最上面のうち一方の面にローラ面を接触させて用紙束に対して摩擦力を作用させる分離ローラと、この分離ローラによって摩擦力が作用している用紙束における他方の面に接触して、給紙方向に回転するとともに接触している1枚の用紙のみを搬送路内に給紙するフィードローラとを備えた給紙装置において、使用開始前の初期状態で半径Rの前記分離ローラが、前記フィードローラの回転時に搬送用紙以外の用紙束を保持する摩擦力を作用させることが可能な最小半径をR<SB>MIN</SB>(ここで、R<SB>MIN</SB><R)とした場合、前記分離ローラのローラ面における周方向に摩耗検出溝を形成し、この摩耗検出溝がR<SB>MIN</SB>の半径を有することを特徴とする自動給紙装置。
IPC (2件):
B65H 3/52 330 ,  H04N 1/00 108
FI (2件):
B65H 3/52 330 A ,  H04N 1/00 108 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-123734
  • 特開昭63-123734

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