特許
J-GLOBAL ID:200903048068031204

動力伝達装置およびその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-251944
公開番号(公開出願番号):特開平9-047092
出願日: 1995年09月04日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【課題】 脈動する出力により回転動力を得る原動機からの動力の脈動成分を、動力伝達装置により低減して出力軸に伝達する。【解決手段】 エンジン50のクランクシャフト56に連結された動力伝達装置20には、クラッチモータ30とアシストモータ40とが設けられ、制御装置80により制御される。エンジン50が目標トルク及び目標回転数で安定して運転されるようエンジン50の回転数はクラッチモータ30のトルクによってフィードバック制御がなされる。この制御では、エンジン50が定常運転しているときにその脈動する出力に基づいて生じる回転数のバラツキ(回転むら,トルク脈動)の範囲、即ちエンジン50の回転数が目標回転数から閾値Nref2以内の範囲は、不感帯として制御は行なわれない。この不感帯を設けることにより、エンジン50の回転むら(トルク脈動)は駆動軸22に伝達されない。
請求項(抜粋):
出力軸を有し、脈動する出力により該出力軸を回転させる原動機と、前記原動機の出力軸に結合される第1のロータと、該第1のロータと電磁的に結合し該第1のロータに対して相対的に回転可能な第2のロータとを有し、該第2のロータに結合される回転軸をトルクの出力軸とする電動機と、前記電動機における前記第1および第2のロータ間の電磁的な結合の程度を制御する電動機制御手段とを備えた動力伝達装置であって、前記原動機の出力軸の状態を検出する出力軸状態検出手段を備え、前記電動機制御手段は、前記出力軸状態検出手段により検出される前記原動機の出力軸の状態を、目標状態を含む所定範囲内となるよう前記第1および第2のロータ間の電磁的な結合の程度を制御する手段である動力伝達装置。
IPC (2件):
H02P 15/00 ,  H02K 7/11
FI (2件):
H02P 15/00 D ,  H02K 7/11

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