特許
J-GLOBAL ID:200903048068562196
例外処理方法および例外処理装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-175016
公開番号(公開出願番号):特開平5-020070
出願日: 1991年07月16日
公開日(公表日): 1993年01月29日
要約:
【要約】【目的】例外発生時に多重例外の発生を禁止してハードウェアの複雑化を防ぐと共に処理を高速化でき、さらには例外からの復帰時の処理の整合性を良くして信頼性を高めることができる例外処理方法および例外処理装置を提供する。【構成】例外発生認識回路12は、実行ユニット3a,3b,3c,3dの状態を監視して例外発生を検出する。実行制御ユニット2は、実行ユニット3a,3b,3c,3dに対して命令の実行を起動しまたは中断することを指令すると共に実行ユニット3a,3b,3c,3dの状態を監視して命令の実行終了を検出する。例外情報生成回路14は、例外要因除去または例外後処理を行う例外処理ハンドラが必要とする例外に関する情報を生成する。例外制御回路15は、例外処理ハンドラに必要な情報および例外処理ハンドラから例外発生前シーケンスへの復帰に必要な情報をスタックに格納する。
請求項(抜粋):
並列同時実行可能な演算ユニットにおける例外発生を検出した場合に、命令の実行が終了していない前記演算ユニットの動作を中断し、前記演算ユニットで実行される命令を格納する複数の命令レジスタと演算ユニットでの実行終了後に実行される命令のアドレスを格納する次命令アドレスレジスタとの更新を凍結し、発生した例外に基づいて例外処理ハンドラが必要とする例外情報を生成し、前記次命令アドレスレジスタに格納されている次に実行されるべき命令のアドレスと、前記命令レジスタに格納され前記演算ユニットで実行を中断された命令と、命令の実行を中断した前記演算ユニットの個数と、前記命令レジスタに格納され前記演算ユニットで例外を起こした命令と、前記例外処理ハンドラが必要とする例外情報とをスタックに退避させることを特徴とする例外処理方法。
引用特許:
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