特許
J-GLOBAL ID:200903048068693657
制振装置および制振方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-177307
公開番号(公開出願番号):特開平9-025740
出願日: 1995年07月13日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【課題】 構造物と、地盤に固定したダンパとの間に、弾性作用を呈する引張材を張り渡して構成した制振装置を前提として、その制振効果を向上させることができる制振装置および制振方法を提供する。【解決手段】 地盤11上に構築した構造物12と、地盤11に固定したダンパ13との間に、ケーブル等の引張材14a,14bを張り渡し、地震や風等によって構造物に生じる水平振動を、これによって引張される引張材を介してダンパに伝達して構造物の振動を減衰する。ダンパと引張材とで構成される振動系16には、この振動系の固有振動周波数を調整するための付加質量体17が設けられる。付加質量体は、地盤上にローラ18で支持されて、構造物基部の中央に移動自在に設けられ、その質量が地盤に支持されるようになっている。そしてこの付加質量体には、その左右両端に、水平に導かれた一対の引張材の他端がそれぞれ連結されるとともに、これら引張材と平行に水平に配置されたダンパが連結される。
請求項(抜粋):
構造物と、地盤に固定したダンパとの間に、ケーブル等の引張材を張り渡し、該引張材を介して該ダンパの減衰力を該構造物へ伝達してその振動を減衰させるようにした制振装置において、上記引張材の弾性に起因する減衰力伝達の位相遅れを修正するために、該引張材と上記ダンパとで構成された振動系に、上記地盤に設置してその固有振動周波数を調整する付加質量体を設けたことを特徴とする制振装置。
IPC (2件):
E04H 9/02 351
, E04H 9/02 341
FI (2件):
E04H 9/02 351
, E04H 9/02 341 E
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