特許
J-GLOBAL ID:200903048069899577

L字型継手の超音波検査方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-185698
公開番号(公開出願番号):特開平9-033493
出願日: 1995年07月21日
公開日(公表日): 1997年02月07日
要約:
【要約】【目的】 L字型継手の溶接部近傍に発生する欠陥を高精度で検出可能な超音波検査方法および装置を提供する。【構成】 非検査側の板材51の側面51aに設置した縦波探傷用探触子1と被検査側の板材52の下面52aに設置した横波探傷用探触子2を組合せて検査を実施する。まず、側面51a側の探触子1から溶接部5を通して欠陥3の有無および位置を同定する。欠陥3が有る場合は受信器8のゲインをあげて下面52a側の探触子2で欠陥3の端部エコーを検出する。ここで、探触子1を走査し、エコーの強度分布を求める。これから、最大端部エコーの受信位置x1 および最大欠陥コーナエコーx2 の受信位置を求め、この両者の差を演算部13で演算し、欠陥のサイジングを行う。
請求項(抜粋):
一方の部材の端面を他方の部材の側面に突き当てて溶接してなるL字型継手の欠陥を超音波を用いて検査する検査方法において、前記一方の部材の側面から溶接部を通して超音波ビームを送信し、その欠陥部で反射されるエコーを受信して欠陥の有無と欠陥の一端部の位置を検出し、この欠陥の有無と前記一端部の位置情報に基づいて前記他方の部材の側面からの走査開始位置を決定し、当該走査開始位置から超音波ビームの走査を開始して前記欠陥の両端部の位置を検出し、当該結果の両端部の位置から欠陥の深さを検出すること、を特徴とするL字型継手の超音波検査方法。
IPC (2件):
G01N 29/10 505 ,  G01N 29/22 504
FI (2件):
G01N 29/10 505 ,  G01N 29/22 504

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