特許
J-GLOBAL ID:200903048073399295

酸素濃度検出器およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-195168
公開番号(公開出願番号):特開平7-134114
出願日: 1994年08月19日
公開日(公表日): 1995年05月23日
要約:
【要約】【目的】 隔壁上に形成される被覆層の熱安定化を図ることで耐久性の向上した酸素濃度検出器とすること。【構成】 検出ガス中の酸素濃度と基準ガス中の酸素濃度との差に応じて起電力を示す酸素イオン伝導性セラミックスよりなる隔壁1の検出ガス側の電極21の外側に形成された触媒層23を、耐熱性セラミックス粒子23aとこの粒子表面に担持された粒子状の白金および/またはロジウムの金属触媒とで形成したものであり、該触媒を耐熱性担体粒子に担持させた後、担体粒子を熱処理して、粒径を内燃機関の排気温度での粒成長を抑制可能な大きさにまで粒成長させた事を特徴とする。本発明の酸素濃度検出器は、この熱処理された大きな凝集触媒粒子23bをもつ担体粒子23aを隔壁1の電極21の外部に被覆して触媒層23とするものであり、高温における耐久応答性に優れる。
請求項(抜粋):
検出ガス中の酸素濃度と基準ガス中の酸素濃度との差に応じて起電力を出力する酸素イオン伝導性セラミックスよりなる素子と、該素子の、検出ガスおよび基準ガスに接する面のそれぞれに設けられた導電性材料からなる電極と、少なくとも検出ガスに接する側の電極の外側に設けられ、耐熱性粒子及び該耐熱性粒子に担持された触媒とから構成された触媒層と、からなる酸素濃度検出器において、前記触媒層は、耐熱性セラミックス粒子、及び該粒子表面に担持された粒子状の触媒金属とからなり、しかも該触媒金属の粒径が、排気温度下で粒成長を抑制された粒径に制御された粒径となるように予め熱処理されたものであることを特徴とする酸素濃度検出器。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-203963
  • 特開平2-151755
  • 特開昭62-217152

前のページに戻る