特許
J-GLOBAL ID:200903048076188007

漏洩磁束探傷方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-245588
公開番号(公開出願番号):特開平11-083808
出願日: 1997年09月10日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 磁気センサで検出された磁束が欠陥に起因する漏洩磁束か雑音磁束に起因する雑音磁界かを区別して、欠陥検出精度を向上させる。【解決手段】 移動状態の強磁性体金属被検体2に磁界を印加した状態で、強磁性体金属被検体2の表面に対して磁気センサ8a(8b)を対向配置させて、磁気センサの強磁性体金属被検体の表面からのリフトオフL1 (L2 )を変化させた場合における磁気センサ8a(8b)の検出信号a1 (a2 )のピーク値P1(P2 )の変化量ΔPが予め設定された限界値ΔPM より大きい場合は、磁気センサ8a(8b)にて検出された各磁束は強磁性体金属被検体2の表面又は内部に存在する欠陥6に起因する漏洩磁束と判断してこの漏洩磁束に基づいて欠陥6を評価する。一方、変化量ΔPが限界値ΔPM 以下の場合は、磁気センサにて検出された各磁束は雑音磁束と判断する。
請求項(抜粋):
移動状態の強磁性体金属被検体に磁界を印加した状態で、前記強磁性体金属被検体の表面に対して磁気センサを対向配置させて、前記磁気センサの前記強磁性体金属被検体の表面からのリフトオフを変化させた場合における前記磁気センサの検出信号のピーク値の変化量が予め設定された限界値より大きい場合は、前記磁気センサにて検出された各磁束は前記強磁性体金属被検体の表面又は内部に存在する欠陥に起因する漏洩磁束と判断してこの漏洩磁束に基づいて前記欠陥を評価し、前記変化量が前記限界値以下の場合は、前記磁気センサにて検出された各磁束は雑音磁束と判断する漏洩磁束探傷方法。

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