特許
J-GLOBAL ID:200903048087070270
クラッチディスク
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-130880
公開番号(公開出願番号):特開平7-027145
出願日: 1994年05月23日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 特に自動車駆動系内のクラッチディスクとして、振動を減衰してトルクを伝達するための装置を提供する。【構成】 トルクを導入するための手段(摩擦フェーシング)を外周面に有する第1リング10と、トルクを減らすためのハブを有する第2リングとを備えており、第1リングが二重壁であり、且つ、第2リング11に対してハブ22の範囲で密封された室を形成しており、両リングが、限定された回転角度だけ相互に捩れ可能であり、且つ、ばね手段である圧縮ばね32,33,34を介して、周面を向いて互いに支えられており、前記室に緩衝液が充填されており、両リングが相対的に捩れると、前記間隙内で緩衝液中に粘性減衰が起きるものにおいて、周面間隙が、準静的捩れ角度に依存して、及び、第2リングに対する第1リングの周期的揺動角度に依存して、可変粘性減衰を有する。
請求項(抜粋):
特に自動車駆動系内のクラッチディスクとして、振動を減衰してトルクを伝達するための装置であって、トルクを導入するための手段、特に、原動機フライホイールと結合された摩擦クラッチの摩擦フェーシング(16,216)、を外周面に有する第1リング(10,110,210)と、トルクを減らすための、特に変速機入力軸と捩り剛性に結合するためのハブ(22,122,222)を有する第2リング(11,111,211)とを備えており、第1リング(10,110,210)が二重壁カバー(12)を有し、且つ、第2リング(11,111,211)に対してハブ(22,222)の範囲で密封された室を形成しており、第2リング(11,111,211)が少なくとも1つの半径方向ディスク体を含んでおり、両リングが、限定された回転角度だけ相互に捩れ可能であり、且つ、ばね手段である圧縮ばね(32,33,132,133,232,233) を介して、周面を向いて互いに支えられており、前記室に緩衝液が充填されており、第1リング(10,110,210)の表面と第2リング(11,111,211)の表面が、室内で周方向に延びた周面間隙(38,39,138,139,238,239) を形成しており、両リングが相対的に捩れると前記間隙内で緩衝液中に粘性減衰が起きるものにおいて、周面間隙(38,39,138,139,238,239) の減衰上有効な横断面が、第2リング(11,111,211)に対する第1リング(10,110,210)の捩れ角度にわたって可変であり、周面間隙(38,39,138,139,238,239) 内で、緩衝液中の剪断に基づいて、トルクの結果としての準静的捩れ角度に依存して、及び、第1リング(10,110,210)と第2リング(11,111,211)との間の捩り振動に基づく周期的揺動角度に依存して、可変減衰が起きることを特徴とする装置。
IPC (3件):
F16D 13/64
, F16F 15/123
, F16F 15/16
FI (2件):
F16F 15/12 C
, F16F 15/16 E
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特公昭61-051686
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特公平1-043172
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特開平2-035233
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