移動局通信制御方法

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：小鍜治明 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-281139
公開番号（公開出願番号）：特開平5-122136
出願日： 1991年10月28日
公開日（公表日）： 1993年05月18日
要約：

【要約】【目的】無線通信システムの位置登録トラヒックを減少させるために、移動局に複数の基地局からの信号を受信する機能を備え、位置登録時に受信可能な1つまたは複数の基地局情報を通知させ、主装置が通知を受けたゾーンを一斉呼出エリアと設定する。【構成】移動局13は、電源投入時に受信可能な基地局を検知し、基地局情報を付加して済圏基地局を経由で主装置に位置を登録する。その後、電波受信状態を監視し、一定レベルまで低下した場合、通知済みゾーンのいずれかの基地局からの受信レベルが規定値以上であれば当該基地局からの信号を受信する。通知済みゾーンのレベルの全てが一定レベル以下の場合、通知済みエリア外へ移動したと判断し、その時点での受信可能な基地局を判定し、新たな一登録要求を通知する。以降この処理を繰り返し実施する。主装置は、移動局からの位置登録要求を受け付け、一斉呼出エリアを更新する。

請求項（抜粋）：

複数の移動局と、前記複数の移動局との間に無線通信路を形成する無線ゾーンを構成する複数の基地局と、前記複数の基地局を収容し交換制御並びに移動局管理を行う主装置からなる無線通信システムの移動局通信制御方法であって、前記移動局は、複数の基地局からの電波信号を受信する手段と、任意の1つまたは複数の受信可能な無線ゾーンを選択する選択手段と、当該選択した無線ゾーンに対応する基地局を位置登録情報として前記主装置に通知する手段とを備え、前記主装置は、前記移動局からの位置登録情報により、前記移動局に呼出信号を通知する一斉呼出エリアとして前記選択手段が選択した無線ゾーンを設定する呼出エリア設定手段を備えることを特徴とする移動体通信制御方法。

引用特許：

審査官引用 (3件)

特開平2-109431
特開昭64-019838
特開平3-128536

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