特許
J-GLOBAL ID:200903048097253453

入力信号判別回路を用いた自動分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-162014
公開番号(公開出願番号):特開2000-346853
出願日: 1999年06月09日
公開日(公表日): 2000年12月15日
要約:
【要約】【課題】機構動作時に複数の検知器信号がはいった際、より優先順位の高い検知信号入力によって決められた停止形態によって停止することにより人がけがをしたり機構を破損する危険性を下げる。【解決手段】機構動作制御回路にワンチップマイコンを用い、複数のワンチップマイコンの入力端子にそれぞれ優先順位を付け、ワンチップマイコン内部のプログラムに優先順位の高い検知器信号が入ったか、優先順位の低い方の検知信号が入ったかを判別する分岐処理を設け、いずれの検知信号によって決められた停止形態で機構動作を停止するかを判別する。
請求項(抜粋):
生体試料または試薬を吸引して再吐出する分注ノズルと、前記分注ノズルを上下させる機構とその機構を駆動する駆動回路と、分注ノズル下降時に吸引される前記生体試料または試薬の液面を検出し、適当な深さまで分注ノズルを前記生体試料または試薬の内に突入させて停止させるために上下機構制御回路に対し、前記生体試料または試薬の液面に達したことを示す信号を送るための液面検知回路を有し、かつ前記分注ノズル下降時に分注ノズルの先端が固体物質に接触し、前記分注ノズルが下降しなくなった分注ノズル異常下降を検出し、分注ノズルの下降動作を適当な位置で停止するために、前記上下機構制御回路に対し、分注ノズルが異常下降したことを示す信号を送るための分注ノズル異常下降検知回路を有し、前記分注ノズル上下動作制御回路にワンチップマイコンを用い、分注ノズルを上下するモータを駆動する前記分注ノズル駆動回路に対しモータ回転用信号を出力し、前記液面検知信号と前記分注ノズル異常下降検知信号の少なくとも2つの検知信号入力のいずれか、または両方の検知信号入力によって分注ノズルの下降動作を停止するために前記モータ回転用信号出力を停止する分注ノズル上下機構制御回路を有する自動分析装置において、前記ワンチップマイコンの検知信号入力端子に割り付ける前記少なくとも2つの検知信号入力について前記ワンチップマイコンの検知信号入力に優先順位を付け、前記少なくとも2つの入力信号のうちいずれか一方の検知信号入力があり、この検知信号入力によって適当な位置に停止する前に、他方の検知信号入力があったとき、2つの入力信号のうちいずれの検知信号入力の方が優先順位が高いかを判別し、優先順位の高いほうの検知信号入力によって前記分注ノズルを停止することを特徴とする入力信号判別回路を有する自動分析装置。
Fターム (11件):
2G058CB04 ,  2G058CD04 ,  2G058CE08 ,  2G058EA02 ,  2G058EA04 ,  2G058ED03 ,  2G058GA03 ,  2G058GB03 ,  2G058GE02 ,  2G058GE03 ,  2G058GE10

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