特許
J-GLOBAL ID:200903048097731266

コイルボビンおよびトランスの巻線構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 羽鳥 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-076531
公開番号(公開出願番号):特開平5-283245
出願日: 1992年03月31日
公開日(公表日): 1993年10月29日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 変換効率を低下させることなく1次巻線と2次巻線の絶縁を保ちつつ巻線部分の厚さを薄くした構造のトランスを提供すると共に、薄型トランスの巻線引出処理を確実にし、且つ引出線の線径がトランスの高さに付加しないようにしつつ自動化を可能にしたコイルボビンを提供する。【構成】 巻線が捲回される捲回柱30と、捲回柱の端部に設けられて巻線止となる巻線止枠26、27と、捲回柱の中間部に設けられた中間嵌装枠25とを有し、中間嵌装枠25に少なくとも一つの突出部31を突設したコイルボビン60において、1次巻線端部の引出線37を突出部31に巻架し巻線止した後、捲回柱30の側面に沿って導出する。また、予め高圧側2次巻線をコイルボビンの捲回柱30の中間嵌装枠25で仕切られた各セクションに層厚を変えて分巻すると共に、低圧側1次巻線41を2次巻線の低電圧側の薄い一方のセクションに捲回し絶縁テープ層45を薄くしてトランス巻線部の巻厚を薄くなるようにしたトランス巻線構造。
請求項(抜粋):
巻線が捲回される捲回柱と、該捲回柱の端部に設けられて巻線止となる巻線止枠と、前記捲回柱の中間部に設けられた中間嵌装枠と、を有するコイルボビンに巻線を捲回すると共に磁芯を嵌挿して成るトランスの巻線構造において、高圧側2次巻線を捲回柱に分巻すると共に、低圧側1次巻線を前記中間嵌装枠と一方の巻線止枠との間に挟装された捲回柱部分に捲回したことを特徴とするトランス巻線構造。
IPC (2件):
H01F 27/28 ,  H01F 27/32

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