特許
J-GLOBAL ID:200903048105123548

結晶配向性硬質被覆部材

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-143483
公開番号(公開出願番号):特開平10-317123
出願日: 1997年05月16日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 (TiAl)化合物の被膜を被覆した従来の被覆部材は、X線回折した場合に(111)結晶面が最大のピークとなる(111)結晶面に配向されているために、破壊靭性値が低下すること、特に高速切削用切削工具として用いると、高温による被膜の酸化,急激な摩耗の進行,熱衝撃性による劣化および被削材との溶着により短寿命になるという課題がある。また、結晶配向させたTi化合物の被膜を被覆した従来の被覆部材は、膜自体が脆性なために切削用工具のような苛酷な用途では剥離またはチッピングを生じ易くて短寿命になるという課題がある。【解決手段】 基材の上に、チタンとアルミニウムとの窒化物,炭窒化物,窒酸化物,炭酸化物,炭窒酸化物の中の1種の単層または2種以上の多層からなる被膜を被覆した被覆部材において、該被膜は、X線回折により求めた結晶面のピーク強度が(200)結晶面に最大高さを有することを特徴とする結晶配向性硬質被覆部材。
請求項(抜粋):
基材の上に、チタンとアルミニウムとの窒化物,炭窒化物,窒酸化物,炭酸化物,炭窒酸化物の中の1種の単層または2種以上の多層からなる被膜を被覆した被覆部材において、該被膜は、X線回折により求めた結晶面のピーク強度が(200)結晶面に最大高さを有することを特徴とする結晶配向性硬質被覆部材。
IPC (6件):
C23C 14/06 ,  B23P 15/28 ,  C23C 16/30 ,  C23C 28/04 ,  C23C 30/00 ,  B23B 27/14
FI (7件):
C23C 14/06 K ,  C23C 14/06 H ,  B23P 15/28 A ,  C23C 16/30 ,  C23C 28/04 ,  C23C 30/00 C ,  B23B 27/14 A
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る