特許
J-GLOBAL ID:200903048111137747

液体封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 覚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-355128
公開番号(公開出願番号):特開平10-184776
出願日: 1996年12月21日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 アイドリング振動制振時に高周波成分のノイズが発生しないようにする。【解決手段】 振動体に連結される上部連結部材6と車体側に連結される下部連結部材9との間に、インシュレータ2及びインシュレータ2に直列に形成される防振機構部1を設ける。防振機構部1は、インシュレータ2の下方部に設けられるものであって液体の封入される主室12と、主室12内であってその下方部にダイヤフラム11を介して設けられる平衡室13と、主室12にオリフィス15を介して連結される副室16と、副室16の下方部にダイヤフラム17を介して設けられる空気室18等からなる。平衡室13を区画形成するダイヤフラム11は、その中央部に所定の質量を有するマス111と、その周辺部に形成されるゴム状の弾性隔膜部115とからなる。平衡室13に負圧または大気圧を導入する切換手段3、及び切換手段3を作動させる制御手段5を設ける。
請求項(抜粋):
振動体に取り付けられる上部連結部材と、車体側のメンバ等に取り付けられる下部連結部材と、これら上部連結部材と下部連結部材との間にあって上記振動体からの振動を吸収及び遮断するインシュレータと、当該インシュレータに対して直列に設けられるものであって、非圧縮性流体である液体の封入される主室、及び当該主室とオリフィスを介して上記液体が流動するように連結される副室、更には上記主室内にダイヤフラムを介して形成されるものであって大気圧及び負圧のうち、いずれか一方のものが導入されるように形成された平衡室等からなる防振機構部と、当該防振機構部の上記平衡室に負圧または大気圧のうちのいずれか一方のものを導入するように切換作動をする切換手段と、当該切換手段の切換作動を制御する制御手段と、からなる液体封入式防振装置において、上記平衡室を形成するダイヤフラムを、その周辺部はゴム状部材にて形成される弾性隔膜からなるようにするとともに、その中央部は上記ゴム状弾性部材内に所定質量のマスを有する構成からなるようにしたことを特徴とする液体封入式防振装置。
IPC (2件):
F16F 13/26 ,  B60K 5/12
FI (2件):
F16F 13/00 630 D ,  B60K 5/12 F
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公平6-029634
  • 特開平4-321832

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