特許
J-GLOBAL ID:200903048112663671

動きベクトル検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-253538
公開番号(公開出願番号):特開平6-086272
出願日: 1992年08月31日
公開日(公表日): 1994年03月25日
要約:
【要約】【構成】 処理対象ブロックTの時空間的近傍ブロックで求められている動きベクトルを保持する参照ベクトル用ディレイ12と、参照ブロックと処理対象ブロックTとの間で計算した第1の評価関数と処理対象ブロックTと前ブロックとの間で計算する第2の評価関数の累積途中結果とを逐次比較し、累積途中結果が第1の評価関数よりも大きくなった場合には第2の評価関数の計算を中止して新たな第2の評価関数計算に移行し、第2の評価関数が第1の評価関数より小さい場合には、第1の評価関数を第2の評価関数で更新する高速ベクトル検出回路10とを有する。【効果】 演算時間の短縮、ハードウェアの小型化、高精度のベクトル検出ができる。
請求項(抜粋):
現画像内の複数画素群からなる処理対象ブロックと、当該現画像に対して時間的に前となる前画像の所定の探索空間内の複数画素群からなる前ブロックとの間で所定の評価関数を用いたブロックマッチングを行って動きベクトルの検出を行う動きベクトル検出装置において、上記処理対象ブロックの近傍に存在する近傍ブロックで既に求められている動きベクトルを参照し、この参照動きベクトルに対応する空間位置の参照ブロックと上記処理対象ブロックとの間で計算した第1の評価関数と、上記処理対象ブロックと上記所定の探索空間内の任意の前ブロックとの間で計算する第2の評価関数の計算途中結果とを逐次比較し、上記第2の評価関数の計算途中結果が上記第1の評価関数よりも大きくなった場合には、上記第2の評価関数の計算を中止して上記所定の探索空間内の次の前ブロックと上記処理対象ブロックとの間の新たな第2の評価関数の計算に移行することを特徴とする動きベクトル検出装置。
IPC (2件):
H04N 7/137 ,  G06F 15/70 410

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