特許
J-GLOBAL ID:200903048114354536

移動体応答器に対する質問器システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-191057
公開番号(公開出願番号):特開平8-036052
出願日: 1994年07月20日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】複数の質問器を配設した移動体識別システムにおける同一周波数の搬送波の干渉による通信エラーの防止【構成】各質問器X1,X2,X3,...が各レーンに配設。全質問器X1,...に共通に発振器10が設けられ、その基準信号S6が各質問器のPLL 回路11に入力し、設定された定比率で分周されて、所定周波数f1の搬送波S7が形成される。時間期間Aにおいて搬送波S7を振幅偏移変調(ASK) し、時間期間Bにおいて周波数f1の無変調搬送波S2が出力され、応答器はこの搬送波を変調して返送する。一方、質問器X3は質問器X1とPLL により完全に同一周波数の搬送波が用いられ、時間期間A、Bの送信状態は質問器X1と同一である。完全に搬送周波数が一致しているから、質問器X1と質問器X3との搬送波の混信によるビート通信エラーは発生しない。
請求項(抜粋):
複数の移動体に配設された応答器に対して通信を行う複数の質問器を有したシステムにおいて、時間期間Aにおいて所定周波数の搬送波を変調した質問信号を送信し、次ぎの時間期間Bにおいてその周波数の無変調搬送波を送信すると共に、応答器においてその無変調搬送波を変調して応答信号として送信された信号を受信する動作を繰り返す第1質問器と、前記第1質問器の発信する搬送波に対して干渉する範囲に設置され、前記時間期間Aにおいて所定周波数の搬送波を変調した質問信号を送信し、次ぎの時間期間Bにおいてその周波数の無変調搬送波を送信すると共に、応答器においてその無変調搬送波を変調して応答信号として送信された信号を受信する動作を繰り返す第2質問器と、前記第1質問器、前記第2質問器における前記搬送波の生成の基準となる信号を発生する共通の発振器と、前記第1質問器、第2質問器に配設され、前記発振器の出力する信号を同比率で分周して前記所定周波数の前記搬送波を生成する位相ロックループ回路とを設けたことを特徴とする移動体応答器に対する質問器システム。
IPC (2件):
G01S 13/76 ,  H04B 1/59

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