特許
J-GLOBAL ID:200903048116421460

コンクリート柱状体の補強方法及び補強材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 欣一 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-288905
公開番号(公開出願番号):特開平11-124955
出願日: 1997年10月21日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【課題】極めて狭い作業空間でコンクリート柱状体の補強作業を行える補強方法とこれに使用される補強材を提供すること【解決手段】壁面2に接近して設けられたコンクリート柱状体1に、補強繊維からなるベルト状補強材4を捲回し、補強繊維間に樹脂を含浸させて該柱状体を補強する方法に於いて、該ベルト状補強材の長さ方向の中間部に予め樹脂を含浸硬化させた硬化部5を形成しておき、該硬化部の片面に接着剤を塗布したのち該補強材を硬化部が該柱状体の壁面側の側面1aに位置するように回し込んで硬化部を該側面に貼着させ、該補強材の硬化部以外の部分に樹脂を含浸させて該柱状体に貼着し該樹脂を硬化させる。該補強材の硬化部に、柱状体の軸方向に補強繊維の繊維方向を配置し且つ樹脂を含浸させて硬化した補強層を設け、曲げ補強に使用する。壁面との隙間にエアバック9を介入させると良好な貼着が得られる。
請求項(抜粋):
壁面に接近して設けられた橋脚等のコンクリート柱状体に、芳香族ポリアミド繊維等の補強繊維からなるベルト状補強材を捲回し、該補強繊維間に樹脂を含浸させて該コンクリート柱状体を補強する方法に於いて、該ベルト状補強材の長さ方向の中間部に予め樹脂を含浸硬化させた硬化部を形成しておき、該硬化部の片面に接着剤を塗布したのち該補強材を硬化部が該コンクリート柱状体の壁面側の側面に位置するように回し込んで該硬化部を該側面に貼着させ、該補強材の硬化部以外の部分に樹脂を含浸させて該柱状体に貼着し該樹脂を硬化させることを特徴とするコンクリート柱状体の補強方法。
IPC (2件):
E04C 5/07 ,  E01D 21/00
FI (2件):
E04C 5/07 ,  E01D 21/00

前のページに戻る