特許
J-GLOBAL ID:200903048117974918

道路勾配対応型自動車制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-055416
公開番号(公開出願番号):特開平6-264783
出願日: 1993年03月16日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】【目的】急な登り坂を発進しようとしたときでも、その発進直前において、アクセルペダルを踏まなくとも車が後退することがなきように、その勾配にあった適度な駆動トルクとすべくアイドルスピードコントロールバルブISCのごとき補助空気量制御装置を制御し、エンジントルクを最適値まで増すようにした制御装置を提供することにある。【構成】エンジン,AT、およびこれを電子制御する制御装置と、アイドルスピードコントロールバルブISCのごとき補助空気量制御装置。上記電子制御する制御装置の内部に駆動トルク,平地走行トルク,加速トルクを推定し、これより道路勾配を推定する機能を具備させた道路勾配対応型自動車制御装置。
請求項(抜粋):
エンジンと自動変速機の電子制御を司る少なくとも一つ以上の電子制御装置を具備したシステムにおいて、駆動輪の駆動力、あるいは駆動トルクを推定する第一の推定手段と、勾配走行抵抗(トルク)を除く他の全ての走行抵抗(トルク)を包括して推定する第二の推定手段と、前記第一と第二の推定手段とより勾配走行抵抗(トルク)を求め道路勾配を推定する勾配推定手段、該勾配推定手段により推定した道路勾配値を一時的に記憶する手段、停車時に該道路勾配値を一時的に記憶する手段で記憶した道路勾配値を用いて勾配走行抵抗(トルク)を求める勾配走行抵抗(トルク)算出手段、該勾配走行抵抗(トルク)算出手段と第二の推定手段で求めた走行抵抗(トルク)の和と第一の推定手段で求めた駆動力(トルク)の大きさ判別手段、該判別手段で走行抵抗(トルク)の和の方が大と判別した場合にエンジンに補助空気を増量供給し駆動力(トルク)を走行抵抗(トルク)の和とほぼ同等、あるいは、やや大となるように演算する補助空気量演算手段、該補助空気量演算手段からの指令信号により制御される補助空気量制御装置を有したことを特徴とする道路勾配対応型自動車制御装置。
IPC (2件):
F02D 29/00 ,  F02D 41/16

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