特許
J-GLOBAL ID:200903048118639780

エンジンの冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福岡 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-180459
公開番号(公開出願番号):特開2005-016364
出願日: 2003年06月25日
公開日(公表日): 2005年01月20日
要約:
【課題】排気ウォータジャケットを設けた場合でも、冷間始動時におけるエンジンの早期暖機及び触媒装置の早期活性化並びにエンジンオイルや変速機オイルの早期昇温を達成する。【解決手段】ウォータポンプ11によりウォータジャケット1aとラジエータ12とを経由して冷却水を循環させる冷却水循環通路10と、水温がT1以下のときに閉じる感温弁15と、熱交換器24,25、及びヒータ27が備えられた補助通路20と、熱交換制御弁23と、ヒータ制御弁26と、触媒装置3上流の排気通路4近傍を冷却する排気ウォータジャケット1dとを備え、冷間時、ヒータ制御弁26を閉じると共に、冷間時における、エンジン始動時から、水温がT1よりも低いT2以上に上昇するまでの期間または触媒装置4が活性化したと判定されるまでの期間、熱交換制御弁23を閉じる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ウォータポンプにより、エンジンの燃焼室近傍に設けられた第1ウォータジャケットとラジエータとを経由して冷却水を循環させる冷却水循環通路と、該循環通路における上記第1ウォータジャケットの冷却水出口とラジエータの冷却水入口との間から分岐して上記循環通路におけるウォータポンプの吸入側に接続され、熱交換器及び室内暖房用ヒータが並列に備えられた補助通路と、上記循環通路におけるラジエータの上流側または下流側に設けられて、冷却水の温度が第1所定温度以下のときに閉じる感温弁と、上記補助通路に設けられて熱交換器に供給する冷却水量を制御する熱交換制御弁と、同じく補助通路に設けられてヒータに供給する冷却水量を制御するヒータ制御弁と、熱交換制御弁及びヒータ制御弁を制御する制御手段とが備えられ、かつ排気通路上に触媒装置が備えられたエンジンの冷却装置であって、上記循環通路における第1ウォータジャケットと並列に、または上記補助通路上で熱交換器及びヒータと直列に、上記触媒装置上流の排気通路近傍を冷却する第2ウォータジャケットが設けられていると共に、触媒装置が活性化したか否かを判定する判定手段が備えられており、かつ上記制御手段は、冷間時、ヒータ制御弁を閉じもしくは閉じ気味に制御すると共に、冷間時における、エンジン始動時から、冷却水の温度が第1所定温度よりも低い第2所定温度以上に上昇するまでの期間と、触媒装置が判定手段で活性化したと判定されるまでの期間との少なくとも一方の期間中、熱交換制御弁を閉じもしくは閉じ気味に制御することを特徴とするエンジンの冷却装置。
IPC (2件):
F01P7/16 ,  F01P3/20
FI (3件):
F01P7/16 504A ,  F01P3/20 F ,  F01P3/20 H

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