特許
J-GLOBAL ID:200903048118791868

アンチスキッド制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-250214
公開番号(公開出願番号):特開平6-099803
出願日: 1992年09月18日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 赤信号等により運転者が比較的急激なブレーキ操作及びブレーキ操作中に操舵を行った場合に生じる一時的なスリップ状態において、ABSモードに入ることを防止する、すなわちABSモードに入るか否かの判断を正確に行って、安定した車両走行を可能としたアンチスキッド制御装置の提供する。【構成】 ステップ4〜ステップ14において、運転者が車両に対して行わせた急激な変化を検出することができ、このような検出があった場合に、はじめてステップ20・21に進む。そして、ステップ20において、前輪のスリップ率srが予め設定されたスリップ率しきい値s1 以上であると判断した場合、また、ステップ21において、前輪の車輪減速度aが予め設定された車輪減速度しきい値A2 以上である場合にABSモードに入るようにした。
請求項(抜粋):
ブレーキペダルの踏込力によってブレーキ圧を発生させるマスタシリンダと、該マスタシリンダで発生したブレーキ圧により各車輪に対してブレーキ力をそれぞれ発生させるホイールシリンダと、前記マスタシリンダから前輪のホイールシリンダに対して供給されたブレーキ圧を、少なくとも増圧又は減圧させる前輪液圧制御手段と、前輪の速度を検出する前輪車輪速センサと、運転者が車両に対して行わせた急激な変化を検出するパニック状態検出手段と、前記前輪車輪速センサの検出値に基づき、前記前輪液圧制御手段に対してブレーキ圧を減圧、増圧させるアンチスキッドブレーキモードを、前輪について設定させるコントローラとを有してなり、前記コントローラは、前記パニック状態検出手段がパニック状態を検出しない場合には、前輪についてのアンチスキッドブレーキモードの設定を行わせないことを特徴とするアンチスキッド制御装置。

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