特許
J-GLOBAL ID:200903048122232318

化粧板用賦形型の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 晃 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-335140
公開番号(公開出願番号):特開平7-186155
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】 深い部分と浅い部分とよりなる天然導管に近似する凸版部を有する化粧板用賦形型の製造方法を提供する。【構成】この製造方法は、第1、第2の露光工程と第1、第2のエッチング工程とを含んでいる。第1露光工程において用いられるマスクフィルム2は天然導管全体に対応する導管透明部2dを有し、第2露光工程において用いられるマスクフィルム2'は天然導管の深部1aに対応する導管透明部2d'を有している。2回の露光・エッチング工程により、2段化した凸版部を賦形型に得る。この2段化凸版部により、化粧板に諧調のある天然導管に近似した導管のある化粧板を賦形できる。
請求項(抜粋):
天然導管(1)の全体に対応する導管透明部(2d)を有しかつ導管透明部(2d)以外の地部(2c)が陰影である第1マスクフィルム(2)を通して、金属基板(4)上に積層した光硬化層(3)に露光して、導管透明部(2d)に対応する部分を均一に光硬化させて光硬化部(3f)を形成する第1露光工程と、次いで、露光済の光硬化層(3)の光硬化部(3f)に隣接する未硬化部(3g)を除去する第1現像工程と、次いで、光硬化層(3)の上から腐食液(Q)を流して、その下方の金属基板(4)の上層の光硬化部(3f)以外の周囲部を腐食・除去することにより、光硬化部(3f)に対応する凸版部(4c)を形成する第1エッチング工程と、次いで、天然導管(1)の深部(1b)に対応する導管透明部(2d')を有しかつ導管透明部(2d')以外の地部(2c')が陰影である第2マスクフィルム(2')を第1エッチング工程済の金属基板(4)に見当を合わせて重ねた後、この第2マスクフィルム(2’)を通して、第1エッチング工程済の金属基板(4)および光硬化層(3)に露光して、導管透明部(2d')に対応する部分を均一に光硬化させて光硬化部(3f')を形成する第2露光工程と、次いで、第2露光工程済の光硬化層(3)の光硬化部(3f')に隣接する未硬化部(3g')を除去する第2現像工程と、次いで、光硬化層(3f')の上から腐食液(Q)を流して、その下方の金属基板(4)の上層の光硬化部(3f')以外の周囲に位置する凸版部(4c)の上層と、凸版部の周囲をそれぞれ腐食・除去することにより、2段化した凸版部(4c-1,4c-2)を形成する第2エッチング工程と、を含むことを特徴とする化粧板用賦形型の製造方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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