特許
J-GLOBAL ID:200903048122348170

ユニバーサルアダプター及び核酸DNAの連結方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 祥泰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-250079
公開番号(公開出願番号):特開平11-075854
出願日: 1997年08月29日
公開日(公表日): 1999年03月23日
要約:
【要約】【課題】 連結反応の操作が容易で,DNAの損失が少なく,また目的のDNA同志を精度良く連結することができるユニバーサルアダプター及びこれを用いた核酸DNAの連結方法を提供する。【解決手段】 互いに相補的な第1DNA断片(a)及び第2DNA断片(a)からなる2本鎖DNA断片(A)と,互いに相補的な第1DNA断片(b)及び第2DNA断片(b)からなる2本鎖DNA断片(B)との末端の間に介在してこれらを連結するための第1,第2ヌクレオチド11,12からなる。第1,第2ヌクレオチドは,第1,第2アニール領域110,120の上流側に設けた,第1DNA断片の3' 末端塩基配列と相補的な塩基配列からなる第1,第2-3本鎖形成領域111,121を有する。
請求項(抜粋):
互いに相補的な第1DNA断片(a)及び第2DNA断片(a)からなる2本鎖DNA断片(A)と,互いに相補的な第1DNA断片(b)及び第2DNA断片(b)からなる2本鎖DNA断片(B)との末端の間に介在して,上記2本鎖DNA断片(A)と2本鎖DNA断片(B)とを直線状に連結するためのユニバーサルアダプターであって,上記ユニバーサルアダプターは,上記第1DNA断片(a)と第1DNA断片(b)との末端を連結するための第1ヌクレオチドと,上記第2DNA断片(a)と第2DNA断片(b)との末端を連結するための第2ヌクレオチドとからなり,上記第1ヌクレオチドは,上記第2ヌクレオチドに対してアニールし得る第1アニール領域と,該第1アニール領域の上流側に設けた,上記第1DNA断片(a)の3' 末端塩基配列に対して相補的な塩基配列からなる第1-3本鎖形成領域とからなり,上記第2ヌクレオチドは,上記第1ヌクレオチドに対してアニールし得る第2アニール領域と,該第2アニール領域の上流側に設けた,上記第2DNA断片(b)の3' 末端塩基配列に対して相補的な塩基配列からなる第2-3本鎖形成領域とからなることを特徴とするユニバーサルアダプター。
IPC (2件):
C12N 15/09 ZNA ,  C12Q 1/68
FI (2件):
C12N 15/00 ZNA A ,  C12Q 1/68 A

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