特許
J-GLOBAL ID:200903048123648348

安全なバックドライブレベルの直接測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 馨 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-006486
公開番号(公開出願番号):特開2000-206192
出願日: 2000年01月14日
公開日(公表日): 2000年07月28日
要約:
【要約】【課題】バックドライブの発生とその継続時間を検出して、バックドライブを自動的に阻止する装置を提供する。【解決手段】各自動回路テスタ(10)のディジタルドライバ/センサ回路(36)におけるピンドライバ回路は、電流センサ(Rsense、QS1、QS2、D1及びD2)と、前記ドライバによって供給される負荷電流が、閾値入力(CURRENT_VALUE)によって設定されたレベルを超えたかどうかを示す比較回路(58)を備える。ピンドライバ回路は、また、タイマー(60)を備えており、このタイマーの出力は、前記比較回路の出力が、期間入力(TIME_VALUE)によって設定された範囲を超える時間にわたってアサートされたかどうかを示す。前記比較回路の出力が、該時間にわたってアサートされた場合は、前記テスタは、前記ドライバを使用不能にし、これによって、そうしない場合にはテスト生成プロセスが予測しなかった過度のバックドライブ期間によって受けたであろう損傷を防止する。
請求項(抜粋):
自動回路テスタであって、A)複数のバックドライブ可能なディジタル駆動回路であって、各バックドライブ可能なディジタル駆動回路は、出力ポートを備えており、該出力ポートに結合された負荷を駆動するかどうかの一連の選択を表すコード信号の印加に対して適合されており、前記負荷を駆動する場合には、前記ディジタル駆動回路が前記負荷を駆動することができる2つの電圧レベル間において、該ディジタル駆動回路はバックドライブ可能モードで動作することができ、このモードにおいて、該ディジタル駆動回路は、前記負荷の駆動が、バックドライブ電流の範囲内で負荷電流を駆動することを要求するときには、前記コード信号に従って前記負荷を駆動し、また、該ディジタル駆動回路はバックドライブ禁止モードで動作することができ、このモードにおいて、該ディジタル駆動回路は、前記負荷を駆動することが、前記バックドライブ電流の範囲内の負荷電流を要求するときには、前記コード信号によって選択された電圧レベルに前記負荷を駆動することを中止する、ことからなる複数のバックドライブ可能なディジタル駆動回路と、B)複数のバックドライブ制限回路であって、各バックドライブ制限回路は、前記ディジタル駆動回路のそれぞれ異なる1つに関連付けられると共に、時間値信号の印加に対して適合されており、各バックドライブ制限回路は、それが関連付けられている駆動回路によって駆動される負荷電流を検出して、こうして検出された前記負荷電流が前記バックドライブ電流の範囲を超えなかったか、または、前記時間値信号に依存する連続的なバックドライブ期間よりも長い時間、前記バックドライブ電流の範囲にあったわけではない場合には、それが関連付けられている駆動回路を前記バックドライブ可能モードで動作させ、前記のように検出された電流が、前記連続的なバックドライブ期間の間、前記バックドライブ電流の範囲に連続して存在した場合には、それが関連付けられたディジタル駆動回路をバックドライブ禁止モードで動作させる、ことからなる複数のバックドライブ制限回路を備える自動回路テスタ。

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