特許
J-GLOBAL ID:200903048127534703

スリップ性の改良された多層フィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高石 橘馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-186168
公開番号(公開出願番号):特開平6-000928
出願日: 1992年06月19日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 製膜直後から加熱処理後及び高温保管後を通して優れたスリップ性を発揮する多層フィルムを提供する。【構成】プロピレン-エチレンランダム共重合体と高密度ポリエチレンとを含有する樹脂成分に、比較的低い融点を有するスリップ剤をフィルム全体に対して所定の割合で配合してなる組成物をシール層とし、プロピレン-エチレンランダム共重合体に比較的高い融点を有するスリップ剤をフィルム全体に対して所定の割合で配合してなる組成物を中間層とし、ホモポリプロピレンやプロピレン-エチレンランダム共重合体等のポリプロピレンをラミネート層としてなる多層フィルム。
請求項(抜粋):
シール層と、中間層と、ラミネート層とからなる多層フィルムであって、(A) シール層がエチレン含量2〜10重量%のプロピレン-エチレンランダム共重合体99〜90重量%と、高密度ポリエチレン1〜10重量%とからなる樹脂成分と、70〜90°Cの融点を有するスリップ剤(a) とを含有する組成物からなり、(B) 中間層がエチレン含量2〜10重量%のプロピレン-エチレンランダム共重合体と、100 〜125 °Cの融点を有するスリップ剤(b) とを含有する組成物からなり、(C) ラミネート層がポリプロピレンからなり、前記(A) 、(B) 及び(C) 層の樹脂成分の合計を100 重量部として、前記スリップ剤(a) の配合量が0.03〜0.25重量部であり、前記スリップ剤(b) の配合量が0.03〜0.20重量部であることを特徴とする多層フィルム。
IPC (2件):
B32B 27/32 ,  B32B 27/18

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